レドックスフロー電池 日本発案による国際標準化審議スタート

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日本工業標準調査会(JISC)(事務局:経済産業省)が昨年10月に国際電気標準会議(IEC)に対して行った、レドックスフロー電池の安全性に関する国際標準提案について、IECにおける国際標準の審議体制が決まり、具体的な審議がスタートすることになった。日本工業標準調査会は今後、関係各国とも協力し、レドックスフロー電池の国際標準化を推進していく。

レドックスフロー電池は、バナジウム等のイオンの酸化還元反応を利用し充放電を行う蓄電池。電極や電解液の劣化が殆どなく長寿命で、発火性材料を用いていないことや常温運転が可能なことから安全性が高く、電力系統用蓄電池に適した特性をもっている。

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