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GE、日本で木質バイオマスのガス化発電サービス 少量木材でも事業性確保

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GE、日本で木質バイオマスのガス化発電サービス 少量木材でも事業性確保

日本GE(ゼネラル・エレクトリック)は、22日、GEのイエンバッハ・ガスエンジンを用いた、木質バイオマスのガス化発電を推進するプロジェクトチームを発足すると発表した。

本チームは、GEパワー&ウォーターの分散電源部門が日本GE内に発足させるもの。ファイナンス部門等のクロスファンクショナルチームで、パートナー各社、機器メーカー各社と連携し、幅広い潜在顧客層に対して、より丁寧できめ細やかなサービスを提供することで、木質バイオマスのガス化発電を積極的に展開する。

木質バイオマス発電では、発電事業者にとって、これまで燃料となる木材の安定的な確保が課題だった。同社によると、木質バイオマスのガス化発電であれば、年間1~2万トンの未利用木材等を利用して1,000kW~2,000kWの発電を行うという、これまでのおよそ1/5から1/10の少量木材を燃料とする小規模発電でも、事業性の確保が可能となり、顧客にとって「エネルギーの地産地消」による効率的な事業運営が実現できるという。

GEのイエンバッハ・ガスエンジンはこれまでに世界で累計130万kW以上のバイオマス・バイオガス発電設備に導入されている。また、木質バイオマスのガス化発電でも、ヨーロッパを中心に約50基が稼働するなど豊富な実績を有している。

木質バイオマスのガス化において、一般的には、発熱量の変動が大きい熱分解ガスの対応など、不安定な品質のガスに対応する必要がある。しかしGEのイエンバッハ・ガスエンジンでは、独自のLEANOXコントロール技術により、リアルタイムで計測する空気やガスの圧力や温度などのデータを使ってガスエンジンを最適に運転することができ、木質バイオマスのガス化にも柔軟に対応が可能となる。

2012年7月より、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が開始され、燃料が未利用木材の場合、1kWh当たり買取価格が32円となり、豊富な森林資源の有効活用策として木質バイオマスによる発電が注目されている。

GEは、インフラ構築、電力供給、運輸や医療、金融に関わるソリューションを提供している。日本では、より安全でクリーンなエネルギーの供給や、急速に進む高齢化に対応する医療サービスなどに取り組んでいる。GEパワー&ウォーターは、ニューヨーク州スケネクタディに本社を置く、GEとして最大の産業部門。風力や太陽光などの再生可能資源、バイオガスと代替燃料、および石炭、石油、天然ガス、原子力エネルギーを含むすべてのエネルギー産業に関わっている。

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