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沖縄県の植物工場、専用LEDとShigyo法で高速栽培 電気代も3割削減

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沖縄県の植物工場、専用LEDとShigyo法で高速栽培 電気代も3割削減

昭和電工は、同社の植物育成用LED照明と高速栽培技術「Shigyo法」が、沖縄県の大手製パンメーカーぐしけんが運営する植物工場に採用されたと発表した。

昭和電工のLED照明は、植物の光合成に最適な深紅色(波長660nm)を世界最高輝度で発光できる同社独自のLEDと青色LEDを搭載するとともに、出力調整によりそれぞれの光の強度を容易に変更できる。また、「Shigyo法」は、昭和電工と山口大学が共同開発したもので、品種や生育時期に合わせた波長と強度の光を照射することで、植物の成長を加速させる植物工場用の高速栽培技術。

高効率で発熱量が少ないLED照明で電気代を抑えるとともに、「Shigyo法」を組み合わせることで、収穫期間の大幅な短縮を図ることができ、採算性の高い植物工場の運営が可能。ぐしけんの植物工場における実証実験では、従来の蛍光灯光源に比べ、空調設備を含む電気代が30%以上減少し、さらに収穫量も大幅に増加することが確認された。このため、今回ぐしけんは蛍光灯からの全面切り替えを決定した。

ぐしけんでは、植物工場で生産したレタスを外部へ販売するほか、サンドイッチなどの惣菜パンに使用。沖縄県は高温多湿で台風も多いことから、夏場を中心に高原野菜の露地栽培が難しく、同社では北中城村の旧工場の一部を完全閉鎖型の植物工場に改築し、2010年から自社栽培を行っている。同社のレタスは完全閉鎖型植物工場において無農薬で栽培され、品質も安定していることから好評で、現在では品種を拡大している。

昭和電工の植物育成用LED照明は、現在、北海道から沖縄まで全国14か所の植物工場で採用されている。

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