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医療・介護現場にユニット型植物工場 「小スペース」でも園芸療法

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医療・介護現場にユニット型植物工場 「小スペース」でも園芸療法

NTTファシリティーズ(本社:東京都港区)は、青森県の医療法人蛍慈会・石木医院に植物工場を建設、導入した。同社では「ユニット型植物工場」の医療・介護系事業所への導入を提案しており、今回が初の導入となった。

植物工場とは、植物を取り巻く生育環境(光、温度、湿度、二酸化炭素など)をコントロールして栽培を行う工場。近年、異常気象などの影響により野菜の価格が高騰するなか、植物を取り巻く生育環境をコントロールし、計画的な安定生産を可能にする新しい農業形態として、植物工場が注目されている。

植物工場には、閉鎖された環境で栽培するため害虫の心配がなく、農薬を使う必要がないというメリットもある。また、砂漠などの農業に適さない地域での野菜栽培も可能になるなど、食糧問題の解決にも寄与する。

露地栽培などに比べ小さな労力で植物を育てられる「植物工場」。NTTファシリティーズでは、この工場をビジネスと社会貢献の両面から推進。高齢者や障がいのある子どもたちの就労の場につなげる可能性も探ってきた。

今回は、医院の隣接の空き店舗に植物栽培ユニット2ユニットを設置。室内は長寿命・省電力な照明器具(冷陰極管蛍光灯:CCFL)を採用し、照明器具の熱負荷を小さくすることで、空調コストを低減。温泉熱、地下水熱を利用した冷暖房設備を導入し、自然エネルギーを利用した、環境にも省エネにも配慮した栽培設備となっている。また、モニタリングによる「見える化」で、栽培環境は常に把握できる。

植物工場を導入した石木医院は、青森県内で介護療養型老人保健施設を運営する。施設にある外部利用も可能なレストランでの食材提供を主な目的とし、小松菜、グリーンリーフ、サンチュ、水菜などの栽培を行う。

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