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GSユアサの蓄電池システム、JR東日本の新型電車「ACCUM」に採用

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GSユアサの蓄電池システム、JR東日本の新型電車「ACCUM」に採用

GSユアサ(京都市)は、同社が製造・販売している蓄電池システムが、東日本旅客鉄道が開発した新型車両「EV-E301系(愛称:ACCUM/アキュム)」に採用されたと発表した。この蓄電池システムは、鉄道用途をはじめとする産業用大容量システムなどを目的に開発され、これまでに数多くの納入実績がある産業用リチウムイオン電池モジュール「LIM30H-8A」を活用したもので、放熱や充放電制御などの面で本用途に最適。

「LIM30H-8A」の特長は以下の通り。

  1. 大電流充放電性能が優れている
    最大許容電流600A、連続通電電流100Aでの安定した充放電性能を実現。
  2. 内部抵抗を低減することにより長寿命性能を実現
  3. 軽量・コンパクト

    モジュール外装部品に樹脂材料を使うことで、小型・軽量化を実現。また、樹脂材料本来の高い絶縁性により、高電圧での使用を実現。
  4. 強制空冷式にも対応可能
    モジュール本体に冷却風を導入することにより、効率的な空冷が可能。
  5. 電池の状態を常時監視する電池監視装置を標準装備

従来の産業用リチウムイオン電池で実績のある電池監視装置を標準装備。全セル電圧及びモジュール温度を常時監視する。また、電池の情報を充電器やシステムに送信する機能を持つ。さらに、GSユアサ製のBMU(バッテリー・マネジメント・ユニット)の装着により、外部へのデータ出力も可能。

JR東日本が開発した「EV-E301系 愛称名:ACCUM」

JR東日本が開発した「EV-E301系 愛称名:ACCUM」

ACCUMは、今年3月15日よりJR東日本東北本線及び烏山線の宇都宮~烏山間で営業運転を行っており、非電化区間である宝積寺~烏山間を蓄電池駆動により走行。電化区間である宇都宮~宝積寺間では、架線からの電力で走行しながら蓄電池への充電を行い、非電化区間では、宝積寺駅・烏丸駅停車中に充電設備より蓄電池への充電を行っている。また、電化区間、非電化区間両方において、回生ブレーキにより発生する電力を蓄電池に吸収し有効利用することができる。

GSユアサの産業用リチウムイオン電池は、航空・宇宙などの特殊用途、無人搬送車や電力貯蔵システムなどの産業用途などすでに実用化されている。需要拡大が進んでいる電気自動車やハイブリッド自動車などへの車載用電池とともに、産業分野でも順次用途拡大を図り、環境負荷低減に貢献したい考えだ。

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