2種類の排温水を同時利用できる吸収冷温水機 従来比25%のガス削減

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※画像はイメージです
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東邦ガスと日立アプライアンスは、温度帯や流量の異なる2種類の排温水(2温水)を1台のジェネリンクで利用できる「2温水回収ジェネリンク」を共同開発し、日立アプライアンスが販売を開始した。同製品を用いることで、排温水を利用しないナチュラルチラー(ガス吸収冷温水機)と比較して、主熱源の都市ガス消費量を冷房定格運転時に約25%削減、暖房定格運転時に約38%削減できる。

同製品は、工場や病院などに導入されているコジェネレーションシステムの排温水や、空気圧縮機をはじめとする機械から発生した排温水(未利用エネルギー)など、温度帯や流量の異なる2種類の排温水を国内で初めて熱源として利用可能とした。従来、2温水を回収し空調用の熱源に利用する場合は、一般的に2台の排温水回収・利用設備を設置していたが、同製品では1台で回収・利用できるため、スペースの有効活用や設備導入時のコスト低減も可能。

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