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太陽光発電パネルの塗布剤で保守コスト削減 汚れや積雪、発電量にも効果

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太陽光発電パネルの塗布剤で保守コスト削減 汚れや積雪、発電量にも効果

ナノフォス社の製品を輸入販売するGLIは、太陽光発電パネル用自己洗浄・メンテナンス剤「サーファシールドG」の販売を開始した。同製品は太陽光発電パネルの表面に塗布することで、パネル表面を10年以上きれいに保ち、発電効率を低下させない、とうたった塗布剤だ。

太陽光発電パネルの普及に伴い、太陽光発電パネル表面への砂・埃・鳥の糞などの汚れ付着による発電効率が低下や、それに伴うメンテナンスコストの増大などが問題となっている。

同製品は、最先端のナノテクノロジーの応用により作られた光触媒製剤で、専用スプレーガンで塗布し、太陽光発電パネル表面にナノ粒子を化学的に結合させ、無機の透明コーティングを形成する(※同社の施工認定業者による施工が必要)。これにより、防汚効果、自己洗浄効果、反射防止効果、帯電防止効果、汚染物質・雑菌の分解効果が得られる。

自己洗浄効果は、同製品の塗布によりパネル表面が親水化し、雨などの水滴が薄く広がり汚れの下に潜り込み、雨水を受ける度にパネル表面が洗浄されるメカニズムだ。

黄砂のひどかった、2013年3月10日にベランダに1日置いていたものを、翌日撮影

黄砂のひどかった、2013年3月10日にベランダに1日置いていたものを、翌日撮影

また、同製品の大きなメリットとして、計算されたナノ粒子の設計により、本品を塗布するだけでも光の透過率が8~10%向上する効果(反射防止効果)があげられる。これにより、日中だけでなく、日の出、日の入の低い位置からの太陽光の入射角度でも全反射を抑え、光を取り込む時間帯が長くなり、曇天時の拡散光を効果的に吸収するなど、発電量の向上につながる。

ナノフォス・ジャパンでは、試験結果だけでなく、各地域の自然環境下で検証実験を行っている。一例として、山口県のメガソーラーで2013年9月から10月に47日間の実験結果を、無塗布パネル、他社ガラス表面保護処理パネル(撥水タイプ)、同製品「サーファシールドG」処理パネルを検体とし発電量の比較を行い、これら三種をそれぞれ245Wパネル×416枚(101.92kW分)設置し発電効率の比較をおこなったところ、同社製品を塗布したパネルは、無塗布のパネルに対して、3.26%発電量が高かったという実験結果を公表している。

北海道における「親水効果」

北海道における「親水効果」

サーファシールドG(10リットル)の定価は226,700円(税抜)。600~800平方メートルを2回塗りできる。ナノフォス社は、ギリシャの建築保護材メーカーで、ナノテクノロジーを応用した環境商材の開発をおこなっている。

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