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徳島県のメガソーラー、総合認証を取得 運用・投資の長期信頼性を確保

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徳島県のメガソーラー、総合認証を取得 運用・投資の長期信頼性を確保

テュフ ラインランド ジャパンは、6日、テス・エンジニアリング(大阪府大阪市)の設計、監理による1MWの太陽光発電所(徳島県)の評価を行い、国際規格および国内規格に基づく総合認証を発行したと発表した。

同社によると、第三者検査機関が、太陽光発電所の立案段階からプロジェクトにかかわり、発電所の現地評価から、施工段階、運用開始までの全体を総合的に評価したのは、国内で初めてとなる。

本総合認証では、太陽光発電所に求められる運用と投資の長期信頼性を評価。本総合認証の取得は、発電事業者には技術的観点から安全性リスクの最小化、金融機関・投資家にはバンカビリティ(融資適格性)、投資回収率の向上といった利点がある。

同社の総合認証では、太陽光発電所の技術評価は、太陽光発電所システムの構築に有効とされる国際規格IEC 62446や、国内のJIS規格やJEMAを参照し、長年培ってきた経験に基づき行う。国際規格や国内規格に沿って中立的な立場の第三者検査機関による検査・総合的な適合性評価を受けることで、発電所の信頼性を高め、そのシステムとしての性能や安全性を高めることができる。国内の認証サービスを迅速に対応できるように、評価・検査は太陽光発電に精通した日本の検査官が行う。

また、本総合認証の特長として下記をあげる。

  1. 太陽光発電所建設後のシステム検査を含め、「Stage 1:立案・施工」「Stage 2:施工から運用まで」「Stage 3:プラント運用」の全ての段階で、公正かつ独立した立場で技術評価を行う。
  2. 現地で影分析(稼動後の発電量に大きな影響を与える影などを詳細に分析すること)を含めた、より精度の高い発電量予測を実施する。
  3. 太陽電池モジュールの現場設置前にテュフ ラインランド ジャパンの試験所で出力測定を行う。
  4. 3年毎に定期監査を行い、発電所の安全性および品質を確認する。
  5. 経年後の太陽電池モジュール単体の出力測定を試験所で行い、その劣化を確認する(オプション)。

テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関。66カ国に拠点がある。今回、総合認証の発行を受けた太陽光発電所(徳島県)の設計、監視を手がけるテス・エンジニアリングは産業用太陽光発電のシステムインテグレータ。

再生可能エネルギーによる発電では、発電所の長期的安定運用が可能であることを担保することが重要となる。また、さまざまな企業が太陽光発電ビジネスに参入する中で、健全なビジネスの発展のために、投資リスクを低減させる必要がある。第三者検査機関が、公正に太陽光発電所を評価し信頼性を高めることは、今後さらに求められていくと考えられている。

【参考】
環境省 - 地域主導による再生可能エネルギー導入のための緊急支援事業委託業務の採択案件について

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