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WWFなど、鳴門市の再エネ導入ポテンシャル&リスクマップを作成

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 WWFなど、鳴門市の再エネ導入ポテンシャル&リスクマップを作成

WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)は、徳島県鳴門市などともに、同市において、地域に合った再生可能エネルギーの導入を促進するために、地域関係者とともにそのポテンシャルや適地を示した地図「ゾーニングマッピング」づくりに着手する。

WWFジャパンは、鳴門市、徳島地域エネルギー、環境首都とくしま創造センターの3者と共に、「地域での再生可能エネルギー普及のモデル」を確立する、新たなプロジェクトを始動すると発表した。

本プロジェクトは、地域でより多くの主体が再エネの導入に携わっていけるよう促すため、地域に適した再エネの普及方法を見いだす「ゾーニングマッピング」を行うことを基礎としている。地域が無理なく導入することができる再エネはどれか、そしてどこにどれだけポテンシャルがあるか。地域を知る関係者を中心に協議・調査を重ねることで、地域に合った再エネの適地を明確化するゾーニングは、いわゆる「地域の再エネ適地判別ツール」といえる。

WWFジャパンは、全国各地で再エネの急速な普及が進む一方で、開発の受け皿となる地域にとっての課題もクローズアップされるようになっていると指摘する。特に、現在の開発主体の多くが地域外の資本であることから、発電にともなう便益が地域に十分還元されないという状況や、開発にともなう地域の自然環境への影響が挙げられる。こうした課題を解決するには、土地の事情をよく知る地域の関係者が取り組むことで、開発主体の裾野を広げるだけでなく、地域の環境にも配慮がなされ、地域に便益がもたらされるような再エネの普及方法を確立していく必要がある。そのためにはまず、その地域で取り組むことが可能な、「地に合った」再エネを把握することが重要な「鍵」となってくる。

WWFは、今回始動するプロジェクトをとおして、地域の環境への影響を抑え、持続可能な形で再エネを導入できる「適地」を、自治体全域にわたり明らかにする「ゾーニングマップ(地図)」を作り上げるとともに、地域で再エネを増やしていく対策(計画)作りにこれを生かし、早期の再エネ普及をめざしていく考えだ。

本プロジェクトの概要は以下の通り。

  • プロジェクト
    地域(鳴門市)での再生可能エネルギー普及プロジェクト
  • 実施地域
    徳島県鳴門市
  • 実施期間
    2014年6月~2016年6月
  • 活動内容
    (1)ゾーニングマッピング(自治体に適した再生可能エネルギーの地図づくり)
    (2)ゾーニングマッピングを活用した、地域のエネルギー導入指針(計画)づくり
    (3)地域のエネルギー導入指針(計画)をもとにした再エネ普及に向けた支援スキーム
  • 本プロジェクトの背景
    WWFジャパンは、本プロジェクトの背景として、待ったなしの温暖化(気候変動)の問題をあげる。地球規模での温暖化は、全ての地域に影響を及ぼすものであり、その被害を最小限に食い止めるには、CO2を排出しない再エネを中心とした社会へ、早期に移行していくことが喫緊の課題となっている。

また、地域スケールで見たとき、温暖化の原因である化石燃料の使用は、燃料費という形で地域経済の負担にもなっている。再エネを導入していくことは、地域の将来的な負担削減にも繋がる。また、地域への発注や雇用の創出などを通じ、地域経済の活性化にもつながる可能性がある。実際、いま全国各地で再エネの急速な普及が進んでいる。本プロジェクトではそれに伴う課題の解決を目指す。

【参考】
WWF - 鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト

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