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大阪「あべのハルカス」に大規模エネルギー見える化システム

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OKIグループで電気工事、電気通信工事を手がけるOKIウィンテック(東京都)は、近畿日本鉄道(大阪府)所有の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に、省エネソリューション「SEEMS」のビル管理システムをベースとした大規模エネルギー管理システム「阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム(A-EMS)」を構築し納入した。

あべのハルカス(外観)

あべのハルカス(外観)

同システムは、地上60階・地下5階の同ビルに入居している百貨店・オフィス・ホテル・美術館など利用形態の異なるテナントや施設全体で約3万点に及ぶ各設備のモニタリングを実施。

エネルギー管理者だけでなく入居者も各所のエネルギー使用状況をリアルタイムに把握することができ、各設備で最適な運用を行い、ビル全体の効率的なエネルギー省力化を実現する。

同システムの全体設計および開発はOKIウィンテック、現地でのエンジニアリング作業は協和テクノロジィズ(大阪府)が行った。

近鉄は、あべのハルカスの建設にあたり、自然エネルギーの光と風をビル全体に活用して大幅な環境負荷低減を行う省エネルギービルを目指し、ビル全体のエネルギーを管理するシステム「A-EMS」の構築を検討していた。

同システムは、各設備メーカーの先進技術を取り入れるためマルチベンダー対応が必要であるとともに、国内最大級の大規模システムとなるため、いかに低コストで構築するかが課題となっていた。このような中、管理点数が15万点に及ぶ大規模ビル管理システムをオープンシステムで構築し、インターネットを利用した情報配信が可能なビル管理システムの開発実績などが評価され、OKIウィンテックが「A-EMS」の構築業者として採用された。

同システムでは、ビル制御のネットワークの標準規格された通信プロトコル「BACnet」を採用し、設備ベンダー11社のICONT(BACnet通信とローカルデバイスの通信をインターフェースするインテリジェントコントローラ)と接続。ビル全体の各テナント設備のエネルギー使用状況のモニタリングを行い、リアルタイムにデータを収集して一元管理するほか、入居テナント支援システムのエコインフォメーション機能により、テナント入居者もインターネット経由で収集データへアクセスできるようにした。

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