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富士通の植物工場向け生産管理システム ハンディターミナルで作業を簡易化

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富士通の植物工場向け生産管理システム ハンディターミナルで作業を簡易化

富士通は、小林クリエイト(愛知県刈谷市)と販売提携し、植物工場・施設園芸向け生産管理ソリューション「agis(エイジス)生育管理システム」の販売を8月より開始する。

小林クリエイトは、新事業として植物工場で野菜の生産・販売を開始している。今回、食・農クラウド「Akisai(アキサイ、日本語通称:秋彩)」の生産管理サービスのラインナップに、同社の「agis生育管理システム」を加え、「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウド Akisai 生育管理システム agis」として販売する。

食・農クラウド「Akisai」商品体系

食・農クラウド「Akisai」商品体系

本ソリューションは、ハンディターミナルを活用し、栽培現場での作業履歴収集とデータ管理を容易にするサービスで、多品種少量生産や、栽培植物をロットごとに管理する植物工場・施設園芸での生育管理に適している。

富士通では、本サービスを社内実践として、低カリウムレタスを生産している「会津若松Akisaiやさい工場」(福島県会津若松市)に10月に導入する予定。今後も農業生産に関わる現場の要望を取り入れながら、食・農クラウド「Akisai」シリーズの拡充・強化を進めていく。

今後、Akisaiシリーズ間のデータ連携や、受注・生産・出荷・在庫管理までの供給サプライチェーン化を目指し、収益や効率性を高める企業的農業経営の実現に貢献していく考えだ。

ハンディターミナル連携機能(RFID読取り)

ハンディターミナル連携機能(RFID読取り)

本ソリューションの特長として以下をあげる。作業者はハンディターミナルを管理単位のロットに挿してあるRFIDや二次元コード付きタグにかざし、個体を識別しながらハンディターミナル上で作業実績を入力することが可能となる。

これにより、生育途中で栽培場所が変わる植物工場においても播種から収穫まで一貫した作業履歴の管理が容易になる。

また、ハンディターミナルで入力した情報はオフィスのパソコンに蓄積され、管理ロット単位での作業進捗や生育状態を視覚的に確認することができる。これにより、作業の遅れや対応状況などのロットごとの集計や分析、生産管理の効率化につなげることができる。さらに、実績データを農業生産者間で共有することで、栽培技術の習得や作業品質の向上を実現する。

植物工場・施設園芸栽培は、虫や異物の混入が少なく、自然環境の影響も受けにくいことから周年での計画的・安定的な生産が可能になり、野菜、果実、花木、種苗など栽培品目の多様化が進んでいる。その一方、露地栽培とは異なりロット単位での管理や、生育途中で栽培場所を移動する必要があるなど、作業履歴の収集・管理に手間がかかっていた。

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