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国交省、5都市で「下水熱ポテンシャルマップ」策定へ

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国交省、5都市で「下水熱ポテンシャルマップ」策定へ

国土交通省は、平成26年度に「下水熱ポテンシャルマップ」を試行的に策定するモデル地区を選定した。

今回選定されたのは、新浦安駅周辺(千葉県浦安市)、豊田市駅前通り再開発区域(愛知県豊田市)、旧東芝大阪工場跡地(大阪府茨木市)、国際展示場周辺(兵庫県神戸市)、ウォーターフロント地区(福岡県福岡市)の5地区。

各地区の熱利用の状況と下水道の概要は以下の通り。

新浦安駅周辺(千葉県浦安市)

ホテル、商業施設、オフィスビル等が集積している。現在、民間事業者による商業施設の開発が予定されており、設計段階である。地区の外側3方には幹線(管径500~1200mm)が埋設されている。

豊田市駅前通り再開発区域(愛知県豊田市)

下水熱利用を予定している北側に加え、南側には熱需要の大きい施設(ホテル等)が平成20年に完成済みである。地区東側に幹線(管径800~1000mm)が埋設されている。

東芝大阪工場跡地(大阪府茨木市)

スマートコミュニティとして、今後オフィス、商業施設等の立地が予定されており、エネルギーセンターの設置を計画中。(平成30年竣工予定)。地区中央を南北に縦断する幹線(管径900mm)が埋設されている。

国際展示場周辺(兵庫県神戸市)

現在、ごみ焼却熱の利用が行われており、また地域エネルギーマネジメントシステムが検討されている。モデル地区の南側に幹線(管径400mm)が埋設されている。

ウォーターフロント地区(福岡県福岡市)

第2期展示場の整備、ホテルの誘致等大規模開発を予定。地区近傍に下水ポンプ場があり、1街区離れて合流幹線が埋設されている。


国交省は、都市内に豊富に存在する未利用エネルギーである下水熱の利用推進のため、環境省と連携して、下水熱の賦存量や存在位置を容易に把握できる「下水熱ポテンシャルマップ」の開発を行っている。

下水熱ポテンシャルマップ

平成25年度は、民間事業者の導入意欲を高めるため、下水熱利用の構想段階で活用できる「広域ポテンシャルマップ」と手引きを取りまとめた。

平成26年度は、具体のプロジェクトにおける採算性・環境性の定量的な検討や実施設計を行うために必要な情報を提示し、事業者のコストを削減する「詳細ポテンシャルマップ」を検討する。

【参考】
国土交通省 - 平成26年度 下水熱ポテンシャルマップ策定事業モデル地区の選定結果について

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