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メガソーラーの「工事期間向け」保険が登場 津波・噴火・地震なども対象

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チューリッヒ保険は、メガソーラー設備工事に関するリスクを包括的に補償する保険商品を、9月1日(月)より一般発売する。本商品により、メガソーラープロジェクトの着工に伴う市場ニーズに対応する。

この商品はメガソーラー設備の工事期間を対象とし、津波・噴火、さらに地震に起因する事故や工事遅延に伴う利益損害も補償する新しいパッケージタイプの保険で、1MWから数10MW出力規模の大型メガソーラーまで対象とすることが可能。

具体的には、メガソーラー設備工事に対し、工事期間中の組立保険、損害賠償責任保険、操業開始遅延保険の3種類の保険をセットにした専用商品。一般に引受けが難しいといわれている操業開始遅延保険(操業開始が遅延した場合の利益損害の補償)も、パッケージのため引受けることができる。また、組立保険と操業開始遅延保険は、津波・噴火、さらには地震に起因する事故も対象とすることができる。

2012年7月に再生可能エネルギー固定価格買取制度が導入され、国内外からメガソーラー設備に対する投資が活発となっており、1MW以上の事業計画は、2014年4月末時点で約3,770万kW分(8,822件)が経済産業省により認定されている。その一方で、現在運転を開始している設備は約250万kW分(1,282件)と約7%の稼働率となっている。

これについては、認定をうけたものの、土地・設備が一定期間内に決定しないケースについては認定を取消す方向性が示されたこともあり、今後は事業の着工が本格的に進み始めることが見込まれている。さらに、メガソーラー設備工事にあたっては、融資を行う銀行や投資ファンドなどから、工事に伴い一定基準の保険付保の要請や、特に外資系ファンドが投資を行う場合には、地震補償が必須で求められるケースも散見されている。

そこでチューリッヒは、メガソーラー設備工事に対し、本保険商品を一般発売することにした。チューリッヒ・インシュアランス・グループは、スイスのチューリッヒ市を本拠に1872年に設立された保険グループ。世界170カ国以上の個人、そして中小企業から大企業までのあらゆる規模の法人およびグローバル企業の顧客に、損害保険および生命保険の商品・サービスを幅広く提供している。

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