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「自分の家はエネルギー消費プラマイゼロか?」知りたい人は8割 民間調査

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「自分の家はエネルギー消費プラマイゼロか?」知りたい人は8割 民間調査

積水化学工業と住環境研究所は、共同で「太陽光発電システム(PV)+HEMS搭載住宅の住まい方と省エネ意識」調査を実施した結果を発表した。

今回の調査は、「ライフスタイルなどに関する顧客の意識」と「HEMSデータ」を照らし合わせて詳細分析を行った。また、家電込みのネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を「ZEH(1)」、平成25年度ZEH補助金の要件に相当する家電の消費電力を除いた家電抜きのZEHを「ZEH(2)」として分析している。

これによると、自分の家がネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)であるかどうかについて、8割以上が関心を持っていた。またZEHであることがわかった場合、「省エネ生活の励みになると思う」という回答も8割以上もあり、自邸のZEH度合を知ることは、省エネ生活促進の一つの要素となっていた。

ZEH邸、非ZEH邸にかかわらず快適志向が強く、「冷暖房は常時運転」がZEH(1)でも半数以上。無理せずにZEHを達成していることがわかった。ただ全体の7割以上が節電を意識しているが、その約3分の1は実際の消費電力量が「多い」となっており意識と行動にギャップが見られた。

今回の調査でわかったユーザーニーズは、「快適重視」か「省エネ重視」ではなく、快適性を維持しながらのZEHの実現。「or」でなく「and」発想での商品開発・提案を求めている。本レポートでは、自動制御、最適制御を行う機器の導入などでライフスタイル、快適志向に応えていく時を迎えたといえるのではないか、また、一律にスイッチを切る、冷暖房運転を短くするといった省エネだけではなく、多様なライフスタイルに応じた、自動制御、最適制御を行うことができる機器の導入も視野に入れることも必要と指摘する。そうすることで冷暖房の常時運転を推奨し、増加した分は別の手法で相殺するといった家全体で総合提案していく、幅広い対応も今、求められている。

今回の調査は、積水化学が1月に行った「PV搭載住宅の電力量収支実邸調査」(1,726件)のうち、次世代省エネルギー地域区分Ⅰ地域、Ⅱ地域および2世帯住宅を除いた単世帯の、延べ床面積160平方メートル未満の住宅1,000邸に、暮らし方と省エネ意識をアンケート調査した。有効回答は711邸。

対象住宅の内訳は、ZEH(1)が16.7%、ZEH(2)が49.8%、非ZEHが33.5%。PV搭載容量は全体では4.87kW。ZEH(1)は5.47kW、ZEH(2)が4.91kW、非ZEHが4.51kWで、ZEH(1)のほうがPV搭載容量は多いが、その差は1kWもない。住まい方によっては、ZEHも手が届くところにきているとレポートしている。

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