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クラレ、デンプンでできた生鮮食品包装用フィルムを国内展開

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クラレ(東京都)は、オーストラリアのプランティック社と日本および韓国市場における総代理店契約を結び、バイオマス由来のバリア材料「PLANTIC(プランティック)フィルム」の国内展開を開始する。

同フィルムは、プランティック社が製造する特殊なコーンスターチ(デンプン)を主成分としたバリアフィルム。通常、LDPE(低密度ポリエチレン)やPETフィルムとのラミネートで供給され、生鮮食品の包装材に用いることで、食品の鮮度保持による食品ロスの削減を達成し、食品産業と環境保全両面に貢献する。

なお、同フィルムは、10月7日から東京ビッグサイトで開催される国際包装展「TOKYO PACK 2014」に出展される。「PLANTICフィルム」の主な特長は以下の通り。

  1. 酸素バリア性が高く、生鮮食品のMAP包装に最適
  2. 成形性とヒートシール性に優れ、既存の設備で加工が可能
  3. 透明性が高く、商品の中身を見せることが出来るため、視覚的に食品の鮮度確認が可能
  4. バイオマス由来のバリア材料で、CO2の削減効果が謳える(欧州の認証機関Vincotteにてバイオマスプラスチックの認証を取得済)

「MAP包装」は、パッケージ内に窒素等のガスを注入し、化学保存料などを使わずに、食物の腐敗を抑える技術を使った食品包装のこと。MAPはModified Atmosphere Packagedの略。

プランティック社は、製造と研究開発を行う本社をオーストラリアに置き、ドイツに成形工場、アメリカとイギリスに販売拠点を有する。同社のユニークな高分子技術は、遺伝子組み換えでない高アミロース成分の特殊なコーンスターチ(デンプン)をベースとしており、世界的特許を保持している。バリア包装市場に幅広い商品を提供し、豪州、米国、欧州の大手スーパーで生肉、加工畜肉、鮮魚や生パスタ等の包装に採用されている。

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