三菱樹脂、オーストラリアに太陽光利用型植物工場設立 富裕層向け野菜販売

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※画像はイメージです
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三菱樹脂(東京都)は、オーストラリアに現地法人「KAITEKI Fresh Australia Pty Ltd」を7月31日に設立。同国において、植物工場で栽培した安心・安全な野菜を、生産から販売まで行う事業を開始した。同国ビクトリア州に約5,000平方メートルの太陽光利用型植物工場を建設し、生産から販売まで一貫した事業を行い、2015年春から収穫した葉物野菜を現地の高級スーパー向けに販売する。

従来、同社グループは日本と中国で植物工場の栽培システムを販売してきたが、今回、同社ではそのシステムを用いた植物工場産野菜の生産販売事業を行い、付加価値の高い無農薬葉物野菜のブランド化とグローバル展開を目指す。まずオーストラリアのメルボルンやシドニーなど大都市圏を中心に野菜を販売し、同時にシンガポールやタイなど東南アジアの新興国において同事業展開を進めていく。

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