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三菱樹脂、オーストラリアに太陽光利用型植物工場設立 富裕層向け野菜販売

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三菱樹脂、オーストラリアに太陽光利用型植物工場設立 富裕層向け野菜販売

三菱樹脂(東京都)は、オーストラリアに現地法人「KAITEKI Fresh Australia Pty Ltd」を7月31日に設立。同国において、植物工場で栽培した安心・安全な野菜を、生産から販売まで行う事業を開始した。同国ビクトリア州に約5,000平方メートルの太陽光利用型植物工場を建設し、生産から販売まで一貫した事業を行い、2015年春から収穫した葉物野菜を現地の高級スーパー向けに販売する。

従来、同社グループは日本と中国で植物工場の栽培システムを販売してきたが、今回、同社ではそのシステムを用いた植物工場産野菜の生産販売事業を行い、付加価値の高い無農薬葉物野菜のブランド化とグローバル展開を目指す。まずオーストラリアのメルボルンやシドニーなど大都市圏を中心に野菜を販売し、同時にシンガポールやタイなど東南アジアの新興国において同事業展開を進めていく。

オーストラリアは、国土の大半が砂漠に覆われ、度重なる干ばつと深刻な水不足により農業生産に大きな課題を抱えている。そのような状況の中、2011年3月に三菱ケミカルホールディングスの研究機関である地球快適化インスティテュートと同国ビクトリア州政府が節水型農業研究に関する覚書を締結し、2013年4月に同州政府ノックスフィールド農業試験場の一部区画(約600平方メートル)に、太陽光利用型植物工場を導入し、実証実験を経て、本年4月から葉物野菜のテスト販売を行ってきた。

同植物工場は、三菱樹脂グループの三菱樹脂アグリドリーム社の閉鎖型苗栽培システム「苗テラス」と葉菜類養液栽培システム「ナッパーランド」を組み合わせたもので、節水かつ安定的に、より安全・安心な無農薬葉物野菜を周年供給することができる。

今回、同社は同植物工場で栽培したホウレンソウやルッコラなどの葉物野菜が、現地の高級スーパーで販売されている露地有機栽培等の高品質野菜と同等の評価を得られ事業展開可能と判断し、10億円を投じて100%出資子会社の「KAITEKI Fresh Australia Pty Ltd」を設立した。

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