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福島県沖の浮体式洋上風力発電、浮体が完成 長崎港から曳航開始

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福島県沖の浮体式洋上風力発電、浮体が完成 長崎港から曳航開始

丸紅など、11社で構成される福島洋上風力コンソーシアムは、30日、7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基を、長崎港から福島県いわき市小名浜港へ曳航する作業を開始した。

同浮体設備は、福島沖で推進する浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業の第2期工事にて、今年6月に建造作業が完了したもの。同事業では、小名浜港における超大型クレーンによる浮体設備への風車搭載・組立工事に向け地元関係者との事前協議や港湾整備を完了させる等、設備設置に向けての準備も進められている。

同事業は今後、11月10日に同浮体設備の小名浜港への入港と藤原埠頭への着底、11月上旬から1月下旬にかけて浮体への風車搭載用大型クレーンの組立、2月上旬から風車搭載および楢葉町沖への曳航・設置が行われる予定だ。なお、気象や海象条件等により、スケジュール変更が生じる可能性がある。

本実証研究事業は、同コンソーシアムが2012年3月に経済産業省より受託し実施しているもの。第1期実証研究事業として2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基、浮体式洋上サブステーション、第2期として、7MW浮体式洋上風力発電設備2基を2015年までに福島沖に増設する。本実証研究事業を通じて、浮体式洋上風力発電のビジネスモデルを確立し、大規模ウィンドファームへ事業展開し、更に福島復興に向けた風力産業集積を目指している。

福島洋上風力コンソーシアムは、丸紅(プロジェクトインテグレータ)、東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事、三菱重工、ジャパン マリンユナイテッド、三井造船株、新日鐵住金、日立製作所古河電気工業清水建設および、みずほ情報総研からなる。

第2期実証研究事業の進捗状況は下記の通り。

第2期工事概要

7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備の組立および実証研究実施海域への設置

現時点までの工事進捗状況

  1. 実証研究実施海域におけるアンカーチェーンおよび海底ケーブルの先行設置完了
  2. 小名浜港・藤原埠頭における地盤強化工事および着底マウンド設置作業完了
  3. 三菱重工業神戸造船所にて風車タワー製作中
  4. 三菱重工業横浜製作所にて風車ナセルの組立中
  5. 長崎港からの浮体沖出し・曳航作業開始

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