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福島県の風評被害を農家自ら払拭 植物工場から食品加工も行い6次産業化

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福島県の風評被害を農家自ら払拭 植物工場から食品加工も行い6次産業化

食品加工・販売事業を手がけるしらかわ五葉倶楽部(福島県白河市)は、福島県白河市に食品加工工場と植物工場の併設による高齢者向けのムース食品を製造する「しらかわ・きずな農場」を竣工した。

これは、東邦銀行(福島県福島市)の融資に加え、三菱商事復興支援財団(東京都)から5,000万円の出資を受けて完成させたもの。これにより自社工場での野菜栽培から加工、販売までを一貫して行う6次産業化事業を推進していく。

お惣菜ムース

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しらかわ五葉倶楽部は、福島の農家が抱える風評被害を農家自らの手で払拭することを目指して設立された事業会社。

最先端のセンサー技術や調光技術により健康に育てた野菜を使い、抗菌塗料などを用いて徹底した衛生管理を行う加工場において、高齢者でも食べやすい、なめらかな食感のムース食品を製造し、病院や介護施設等に対して販売する。

農場敷地内には高齢者向け福祉施設を併設し、介護で働くことが難しくなった人でも要介護者を預けながら働く環境を提供することで、高齢化社会の先進事例となることを目指す。

同植物工場で栽培する年間100トンのホウレン草とともに、地元の契約農家が栽培するかぼちゃやトマトなどを用いて、年間750万食のムース食品を生産する。5年後に6億円の売上を目指し、地域の病院や介護施設に販売するほか、地域住民への配食サービスも行う予定。同事業の推進により、地元農家や、介護により就労が難しかった方を中心に30名を雇用しているが、今後、給食センターや配送センターなどの事業拡大に伴い100名の雇用も予定している。

三菱商事復興支援財団は、しらかわ五葉倶楽部への支援により、地元の雇用や地域経済の活性化を通じて、福島県内の復興を後押しする。同財団は、今後も東邦銀行をはじめ地元金融機関と協働し、被災地域の支援を継続する考えだ。

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