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ミドリムシのユーグレナ、内閣府の支援で未利用藻類のビジネスモデル作り開始

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ユーグレナ(東京都文京区)は、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)」にて、「藻類からの高度不飽和脂肪酸等有用物質生産」の研究開発を行う機関として選定されたと発表した。

同社は本研究開発において、これまで微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食材としての活用やバイオ燃料開発を行ってきたノウハウ、知見を活かして、未利用藻類の価値評価、培養型水産業のビジネスモデルの構築などを推進する予定。

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)」とは、科学技術におけるイノベーションを実現するために創設するプログラムで、内閣府が推進する。内閣府に設置された重要政策に関する会議「総合科学技術・イノベーション会議」が府省・分野の枠を超えて自ら予算配分して、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据え、規制・制度改革を含めた取組みを進めている。

ユーグレナは、SIPにて、研究開発課題名「未利用藻類の高度利用・培養型次世代水産業の創出に向けた研究開発」の中の「藻類からの高度不飽和脂肪酸等有用物質生産」に特化して研究開発を行う。

研究開発課題名「未利用藻類の高度利用・培養型次世代水産業の創出に向けた研究開発」は、独立行政法人水産総合研究センター石原賢司主任研究員を研究代表者として、藻類の高付加価値成分を高効率生産するアスリート株の確立、低コストの大量培養システムの開発や藻類の有用成分の機能開発・商品開発などの研究を行う。

同社は研究開発課題の中でも「藻類からの高度不飽和脂肪酸等有用物質生産」に特化し、これまで微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食材としての活用やバイオ燃料開発を行ってきたノウハウ、知見を活かして、未利用藻類の価値評価、培養型水産業のビジネスモデルの構築などを推進する予定。

課題の中では、藻類全般に関する知見の拡大や新しい商品開発に向けた技術の向上を行いながら、最終的に藻類が生産する物質の価値評価などをもとに参入できるビジネスドメインを選定し、製品化を目指す。なお、研究は2014年10月から開始しており、2019年3月までの4年半となる予定。

ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、水質浄化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っている。2012年12月東証マザーズに上場。売上高は3,046百万円(連結、2014年9月期)。

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