> > 経産省、「再エネスキル標準(GPSS)」を策定 再エネ業界の教育を体系化

経産省、「再エネスキル標準(GPSS)」を策定 再エネ業界の教育を体系化

記事を保存
経産省、「再エネスキル標準(GPSS)」を策定 再エネ業界の教育を体系化

経済産業省は、再生可能エネルギー発電事業に関わる人材の職種を定義し、ビジネスに必要とされるスキルや知識を体系化した「再生可能エネルギースキル標準(Green Power Skills Standard:GPSS)」を策定し公表した。

GPSSは、多様な事業主体が発電事業に参入している再エネ分野において、事業を適切かつ効率的に進めることができる人材育成を支援する一環として策定。再エネ事業に関連する人材に期待されるプロフェッショナルとしての役割や、その人材に必要なスキル・知識を体系的かつ具体的に示した。

産業界の再エネ発電事業者と、高等教育機関等の再エネ講座を実施する教員等における共通言語(キャリア・スキルと知識体系)として使用されることが期待される。また、現在は一部に限定されている再エネの研修事業者への拡大も期待される。

「再生可能エネルギースキル標準(GPSS)」の構成

本体の報告書は以下のとおり三部構成となっている。

第一部 概要編

GPSS策定の背景のほか、全三部の構造と概要について説明。GPSSでは、人材育成の基盤となる項目としている、プロセス・キャリア・タスクの3軸について説明。さらに、対象者を組織と個人の2つのViewで整理した。

第二部 キャリア・スキル体系編

再エネ発電事業において求められる人材のキャリアやスキルに関する指標を掲載

第三部 知識体系編

再エネ発電事業において求められる知識を掲載

「グリーンパワー大学」で講演、資料を配布

東京大学と経済産業省が、12月20日及び21日に、再エネへの取組みを通じて地域や暮らしを豊かにする活動・人材を応援するため、東京大学において開催する「グリーンパワー大学」において、GPSSに関する講演や資料配付を予定している。

GPSS策定の背景と目的

2012年7月に開始された固定価格買取制度を契機として、再エネ発電事業には、新たに参入する事業者が相次いでいる。しかし、そのような事業者にとっては、体系的かつ網羅的な教育の機会は限られているのが現状となっている。その理由として、事業を適切かつ効率的に進める上で必要な人材、その人材が保有すべきスキル・知識の全体像が把握しづらい状況にあること/対応する研修プログラムなどの学習体系が十分に整備されていないことがあげられる。

こうした状況を踏まえると、再エネ分野における専門人材の育成を促進し、今後エネルギー関連産業の健全な成長を促進するためには、再エネ分野において必要な人材像とともに、人材が習得すべきスキル・知識等を体系的に整理して示すことが重要であるといえる。

また、今年4月に開催された「再生可能エネルギー等関係閣僚会議」においては、「人材育成」は集中的に取り組むべき施策の一つに挙げられている。

このような課題認識のもとに、再生可能エネルギー事業を成功裏に遂行するための人材育成の環境整備や枠組づくりの一環として、GPSSを策定した。

【参考】
経済産業省 - 再エネ分野の人材育成の指標「再生可能エネルギースキル標準(GPSS)」策定

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.