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追尾型太陽光発電でソーラーシェアリング(いちじく栽培) 発電量は1.5倍

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追尾型太陽光発電でソーラーシェアリング(いちじく栽培) 発電量は1.5倍

農業生産法人のとまとランドいわき(福島県いわき市)は、農業と太陽光発電事業を両立することができる追尾型太陽光発電システム75基(412.5kW)を導入し、12月8日に竣工式を開催した。本プロジェクトの総工費は約4億円。パネル下の空間を利用して、加工用いちじくの栽培を予定している。

とまとランドいわきでは、今回の追尾型太陽光発電の設置により、平成26年5月に設置した固定型太陽光発電システム558kWと合わせ、ソーラーシェアリングシステム(営農型太陽光発電設備)として、国内最大級の約1MWの発電出力を実現した。

今回導入した追尾型太陽光発電は、フジプレアム(兵庫県姫路市)製のシステム。設置面積当たりの発電効率が高く、同社比で積算発電量は同容量の固定型システムと比べ約1.4倍~1.5倍となる。

設置スペースがわずかで、パネル下のスペースを農地や駐車場等に有効活用することができる。農作物への影への影響が少ないため、営農を継続しながら発電が可能。

今回設置したパネルはFC-220Y(220W×1875枚)で、年間予想発電量は約71万kWhを見込む。

追尾型太陽光発電システム下で加工用いちじくを栽培予定(イメージ)

追尾型太陽光発電システム下で加工用いちじくを栽培予定(イメージ)

本プロジェクトは、2013年の「農地における営農型太陽光発電設備等に伴う農地法の規制緩和」を背景に、「ふくしまから農業の復興をはじめる」を目的としてスタートした。この農林水産省の「営農型の規制緩和」では、農地転用の規制を緩和し、営農型の太陽光発電を設置することで「農業収入」+「売電収入」の新しい農業の形を推奨、また、企業の参入(農業法人化)も促進している。

追尾型太陽光発電システムは、フジプレアムが被災地支援を目的に追尾システム7基(18.375kW)を寄贈したことがあり、その実績から今回の導入となった。

平成26年5月に設置した固定型太陽光発電システムは、農林水産省の「地域還元型再生可能エネルギー早期モデル確立事業」として採択を受けており、農村漁村の資源を活用して行う再生可能エネルギー発電事業で得られた収入を地域の農林漁業の発展に活用するモデルとして注目されている。その取組みとして、固定型の売電収入の5%は、福島県立磐城農業高校での実習環境整備に活用され、地域還元型事業として地域創生につながる取組みになることを目指している。

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