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水素間接冷却方式では世界最大級 三菱電機の火力発電所向けタービン発電機

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水素間接冷却方式では世界最大級 三菱電機の火力発電所向けタービン発電機

三菱電機(東京都)は、水素間接冷却方式の火力発電所向けタービン発電機の新製品「VP-Xシリーズ」の検証試験が完了したと発表した。

水素間接冷却方式は、熱を発生する固定子コイルに対し、コイルを覆う絶縁を水素ガスで冷却することで間接的にコイルを冷却する方式。冷却効率が良くなるなどの特徴がある。今回、これまで水冷却方式でしか対応できなかった900MVA級の大容量域を世界で初めて水素間接冷却方式で実現した。

同時にコンパクトながらも世界最高レベルの99%の高効率も実現し、運用面での効率を向上させた。販売開始は2015年4月を予定。今後、900MVA級以下の容量域にも適用を広げていく。

タービン発電機ラインナップ(2極タイプ)

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また、同製品は、絶縁の高性能化・冷却ガス通風路形状の改善などにより冷却性能を向上し、固定子コイル冷却用の冷却水(純水)が不要。さらに、水素間接冷却方式の従来機に比べ20%縮小させ、輸送性の向上と設置場所の省スペース化を図り、ロボット点検などによりメンテナンス性能を向上させた。

なお、現場環境の景観形成にも寄与するシンプルな外観と運用重視の視点に立ったデザインを採用したことで、電力用大型機器として初めて2014年度のグッドデザイン賞を受賞した。

CO2排出による地球温暖化や世界的な電力需要の高まりを背景に、エネルギー効率のさらなる向上と電力の安定供給が急務となっている。また、グローバル市場では国や事業者が多岐に渡るため、タービン発電機に対する要求も多様化している。同社は1908年以来、世界各地に2,000台以上のタービン発電機を納入している。

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