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神奈川県川崎市、戸建住宅の環境配慮制度を創設 意見を募集

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神奈川県川崎市は、戸建住宅全体を対象とした環境配慮制度の創設等についてのパブリックコメントを実施する。

同市は、取り組みとして、「CASBEE戸建」を評価ツールとした戸建住宅を対象とする環境配慮制度を創設することと、環境配慮制度と関連する低炭素建築物認定制度の相互利用を促進することを挙げている。意見募集期間は2015年1月26日まで。

取り組みの内容は以下の通り。

取り組み1

戸建住宅を対象とした環境配慮制度を創設する。

建築物の環境配慮への取組を推進するため、「CASBEE戸建」を評価ツールとした戸建住宅を対象とする環境配慮制度を創設する。これにより建築物の環境性能が評価される市場の形成を促進する。

取り組み2

環境配慮制度と関連する低炭素建築物認定制度の相互利用を促進する。

「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づく「川崎市低炭素建築物新築等計画の認定制度に関する要綱」を改正し、低炭素建築物新築等計画の認定基準に「建築物の総合的な環境性能評価に基づき、標準的な建築物と比べて低炭素化に資する建築物として所管行政庁が認めるもの」として、「CASBEE川崎、またはCASBEE戸建の総合評価Aランク以上」の要件を追加する。低炭素認定基準の選択肢を増やすことで、低炭素建築物認定制度利用を促進する。また、環境配慮制度利用への動機づけとなり、両制度の相互利用を促進する。

なお、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)は、建築物の環境効率(BEE)という数値を用いて建築物の環境性能を総合的評価するもので、平成15年に国土交通省など産官学の連携により開発された。

「CASBEE」は、新築、既存、改修などいくつかのツール群で構成されているが、このうちの「CASBEE-新築(簡易版)」を基本として、川崎市の地域特性や関連する諸制度における取り組みを考慮して一部編集し直したシステムが「CASBEE川崎」となる。

川崎市は、平成17年に「建築物環境配慮制度」を創設し、平成18年10月から運用を行っている。同制度は戸建住宅を対象としていないが、同市の新築着工件数において戸建住宅は7割を超えており、これら戸建住宅の環境性能向上が重要な課題となっている。

【参考】
川崎市 - 戸建住宅を対象とした環境配慮制度の創設等について

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