工業廃水や下水の「難分解性物質」を処理、再利用する新技術 従来より低コスト

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※画像はイメージです
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三菱電機は、低コストで工業廃水や下水の処理・再利用に適用できる新たな水処理技術を開発した。

同技術は、気液界面での放電により生成したOHラジカル(極めて強い酸化力を持つ酸化剤・ヒドロキシルラジカル)で難分解性物質を高効率に分解し、酸素の再利用と装置の簡素化により、低コストの再利用水システムを構築したもの。本開発は、山形大学の技術協力のもと進めており、工業廃水再利用装置として2018年度の事業化を目指す。これにより同社は、グローバルでの水循環社会の実現に貢献したい考えだ。

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