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下水道の革新的技術実証事業(B‐DASHプロジェクト)、新たに公募スタート

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国土交通省は、下水道事業におけるコスト縮減や再生可能エネルギー創出等を実現し、日本企業による水ビジネスの海外展開を支援するため、2012年から下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)を実施している。

この度、新たな革新的技術について、実規模レベルのプラントを設置する実証事業の提案を公募する。新たに募集される技術は以下の4つ(カッコ内は1技術における上限額)。

  1. 複数の下水処理場からバイオガスを効率的に集約・活用する技術(3億円)
  2. バイオガスからCO2を分離・回収・活用する技術(10億円)
  3. 都市域における局所的集中豪雨に対する降雨及び浸水予測技術(7.5億円)
  4. 設備劣化診断技術(3億円)

各技術の内容や応募の詳細は同省のウェブサイトにて公開されている。事業実施期間は契約締結の翌日から2016年3月31日までの予定。応募書類の受付期間は、2015年3月2日(月)12時必着。

同省はこれまでも下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)を実施しており、官民連携で下水道技術の実証実験を行ってきた。

「KOBE グリーン・スイーツプロジェクト」で建設されたプラント

「KOBE グリーン・スイーツプロジェクト」で建設されたプラント

神戸市と神鋼環境ソリューションは、木質系・食品製造系バイオマスと下水汚泥の相乗効果を活用した再生可能エネルギー生産を行う実証事業「KOBE グリーン・スイーツプロジェクト」を実施。

JFEエンジニアリングは焼却炉の廃熱で下水汚泥の一部を乾燥させてカロリーの高い固形燃料を生成するという「下水汚泥固形燃料化の実証研究」で採択されている。

「水素リーダー都市プロジェクト ~下水バイオガス原料による水素創エネ技術の実証~」

「水素リーダー都市プロジェクト ~下水バイオガス原料による水素創エネ技術の実証~」の事業イメージ

他にも、福岡市、三菱化工機、豊田通商、九州大学が共同で行った、下水汚泥の過程で発生するバイオガスから水素を製造する一連の設備を建設し、燃料電池自動車に水素を充填する水素ステーションの技術実証「水素リーダー都市プロジェクト ~下水バイオガス原料による水素創エネ技術の実証~」など、多岐に渡る下水道技術がB-DASHプロジェクトを通じて行われてきた。

これからも同省は、同事業を通じて下水道事業における技術革新を支援していく。

【参考】
国土交通省 - 下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)の公募について

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