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来日! 変電所・送配電網をモニタリングして停電などを防止するシステム

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日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は、25日、変電所・送電網・配電網のモニタリングシステムの構築に最適なプラットフォームの提供を開始した。

再生可能エネルギーの導入による発電源の多様化、電力の売買などにより、電力品質が異なるものが、グリッド(変電所・送電網・配電網)に接続されるようになった。その結果、グリッドの安定性を担保するという課題が生じてきている。そこで、停電などを未然に防ぐためにグリッド全体のモニタリングが必要とされている。

今回、同社がリリースしたのは、変電所・送電網・配電網のモニタリングアプリケーションに特化したシステム「NI Grid Automation System」。ユーザ自身で独自の機能拡張が可能なプラットフォームとして提供する。

購入時の標準機能として、ANSI規格C37.118.1a-2014に準拠したフェーザ(電圧/位相)測定機能を備えているため、電圧位相計測装置(PMU:Phasor Measurement Unit)として、GPSの時刻情報を用いた分散同期計測(配電網上の複数地点からの電圧と位相を同期化・比較して計測)を行うことができる。

本システムは、標準機能であるPMUのままでの使用も可能だが、絶えず変化するニーズに合わせて、計測機能をカスタマイズできることを大きな特徴とする。システムは再構成可能制御・監視システム「CompactRIO」をベースに構築されているため、ソフトウェアの変更は、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」を使ってコードを自由に書き換えることで実現できる。ハードウェアの拡張も、計測モジュールを追加・変更することで対応可能。そのため、発電所、送電網、配電網のモニタリングにおいて、システムの維持管理やアップグレードに関するリスクが最小となり、投資効果が最大化できる。

カスタマイズとアップグレードの例として、オープン通信プロトコルのDNP3を介して電力品質測定が行えるPMU/電力品質測定機能のあるデジタルレコーダ/アラーム機能を持つ高調波アナライザ/予知保全アルゴリズムを搭載した電力品質アナライザ/アップグレードされたPMU規格への対応、をあげる。

National Grid社(イギリス)は、同社のCompactRIOを使用して、ネットワークで相互接続された独自のカスタム計測システムを開発した。同社は、この技術を使って、英国の送電ネットワークにおける電力品質の測定、照合、解析を行っている。

日本ナショナルインスツルメンツは、1976年以来、生産性の向上とイノベーションを後押しするツールを世界中のエンジニアに提供してきた米国ナショナルインスツルメンツの日本法人。

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