> > 兵庫県発のリサイクル機器、パームオイル工場の廃棄物を固形燃料化

兵庫県発のリサイクル機器、パームオイル工場の廃棄物を固形燃料化

記事を保存
兵庫県発のリサイクル機器、パームオイル工場の廃棄物を固形燃料化

国際協力機構(JICA)は、リサイクル機器メーカー・新日本溶業(兵庫県神戸市)による「アブラヤシ殻のバイオマス燃料化に関する案件化調査」を「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」として採択した。

同社の減容圧縮成形機「SNYG Extruder」は、高温摩擦熱の発生、圧縮率の自在なコントロールにより、高含水材料でも高密度なバイオマス燃料の固形化を実現する。本製品を導入することで、パームオイル製造時に出る廃棄物・空果房(EFB)をペレット化し、バイオマス燃料を創出することが可能となり、EFBの有効活用に貢献することが期待される。本調査では、同成形機をインドネシア・スマトラ島の国営アブラヤシ農園に導入する可能性を検討する。

インドネシアは世界第1位のパームオイル生産国。パームオイルはアブラヤシから取れる植物油だが、製造の際に多くの廃棄物が出る。EFBもその一つで、含水率65%と水を多く含んでおり、ほとんどが有効活用されず廃棄されている。廃棄されたEFBは腐敗によりメタンなどを発生させ、悪臭や汚水の原因となり、環境問題を引き起こしている。

この調査は、中小企業を対象とした「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」として実施される。案件化調査は、途上国の開発ニーズと日本の中小企業の優れた製品・技術などとのマッチングを行い、製品・技術をODA事業に活用するための情報収集・事業計画立案などを支援することを目的としたもので、2012年度から実施されており、2014年度第2回目は昨年11月に公示を行った。129件の応募のうち25件が採択され、今後の交渉をへて契約に至ったものから、順次調査を実施する。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.