兵庫県発のリサイクル機器、パームオイル工場の廃棄物を固形燃料化

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※画像はイメージです
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国際協力機構(JICA)は、リサイクル機器メーカー・新日本溶業(兵庫県神戸市)による「アブラヤシ殻のバイオマス燃料化に関する案件化調査」を「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」として採択した。

同社の減容圧縮成形機「SNYG Extruder」は、高温摩擦熱の発生、圧縮率の自在なコントロールにより、高含水材料でも高密度なバイオマス燃料の固形化を実現する。本製品を導入することで、パームオイル製造時に出る廃棄物・空果房(EFB)をペレット化し、バイオマス燃料を創出することが可能となり、EFBの有効活用に貢献することが期待される。本調査では、同成形機をインドネシア・スマトラ島の国営アブラヤシ農園に導入する可能性を検討する。

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