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千葉県、海洋再生可能エネルギーで産業・地域振興 まずは洋上風力・潮力発電

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千葉県、海洋再生可能エネルギーで産業・地域振興 まずは洋上風力・潮力発電

千葉県は、全国でも海洋再生可能エネルギーのポテンシャルが高いとされていることから、有識者による研究会を設置し、海洋再生可能エネルギーによる産業振興・地域振興の方向性をまとめた。今後は、このとりまとめを受け、海洋再生可能エネルギーの導入に向けた取組を促進していく。

同研究会での共通認識をまとめると、以下の通りである。

三方を海に囲まれた千葉県は、海に再生可能エネルギーの適地を求めることができ、また、大規模なエネルギー需要を持つ首都東京に近いことから、他県と比較して県域全体に渡って系統が張り巡らされているとともに、千葉・東京間の電力移動が容易である。

洋上風力発電については、風速毎秒7.0m以上の海域が適地とされている。千葉県沖には、太平洋側の沿岸近くに7.5m/s以上の風況の良いエリアや15~25kW/mの波の強いエリアが存在していることから、まずは洋上風力発電や波力発電の導入に向けた取組が期待される。

他にも、人口減少社会を迎えている千葉県において、海洋再生可能エネルギーの導入は、新たな産業の創出・雇用の拡大・地域の活性化に向けた現実的な起爆剤となる潜在力を有している。

県は、今回の研究会におけるとりまとめを受け、平成27年度予算において、風況の実測調査を実施した。同県沖における客観的なデータを取得し、そのポテンシャルを測る目的だ。

同事業は「海洋再生可能エネルギー導入・産業創出研究事業」と題され、予算案では2千万円の予算が振り分けられている。前年の26年度では有識者による海洋再生可能エネルギーの導入可能性を確認した。今年度は千葉県沖における風況などの客観的データを収集し、そのポテンシャルの調査を行う。

実行には地域住民の理解や事業者の選定など、様々な課題が残るが、県はこれらの解決を図りつつ、千葉県沖において地域と共存共栄した形での海洋再生可能エネルギーを進展させていく構えだ。

【参考】
千葉県- 千葉県、海洋再生可能エネルギーによる産業・地域の振興に係る今後の方向性

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