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富山県初の木質バイオマス発電施設 農水省の林業再生事業費補助金を活用

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富山県で、県内初の未利用間伐材を燃料とする木質バイオマス発電施設が完成した。23日、それを記念し、竣工記念式典が開催された。

同施設は、射水市片口久々江地内に所在する、循環流動層ボイラ式の木質バイオマス発電所。

事業主体は、特別目的会社(SPC)であるグリーンエネルギー北陸(富山県射水市)。発電規模は5,750kW 、うち売電されるのは約4,900kWだ。年間売電量は約39,120MWhになると予測され、これは一般世帯使用電量の約1万800戸分に相当する。総事業費は32億円。なお、同事業は農林水産省の「森林整備加速化・林業再生事業費補助金」を活用している。

使用する燃料は、主に富山県森林組合連合会が排出する間伐材。県産材利用目標として年間40,000tを調達する予定だ。不足する場合は県外から調達する。また、助燃材としてPKS(パーム椰子殻)をマレーシアから年間1.35万トン輸入する。排出される焼成灰(2,000t/年)の肥料化計画(造粒施設)も計画されている。

グリーンエネルギー北陸への出資者は、北陸ポートサービス(富山県射水市)。同社は以前から市内小学生等への環境教育や食育の普及啓発に取り組んでおり、今回の木質バイオマス発電設備についても、同様に市民への環境教育の場として施設見学会などを実施し、森林整備の重要性や温室効果ガスの排出抑制のための教育のために施設内に会議室等も設置、見学者の受け入れ態勢も整備する予定である。

竣工式には県知事、県選出国会議員、県議会議員、射水市長、林業・木材産業関係者、地元関係者など約200名が参加する。

【参考】
富山県 - 木質バイオマス発電施設 竣工記念式典について(PDF)

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