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日産、横浜工場で使いきれなかったガスコジェネの熱(蒸気)を他社工場へ販売

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日産、横浜工場で使いきれなかったガスコジェネの熱(蒸気)を他社工場へ販売

日産自動車は、横浜工場に設置するコジェネレーションシステムの廃熱を回収してつくった蒸気を、J-オイルミルズ(東京都中央区)の横浜工場に供給する契約を締結したと発表した。

同社と食用油脂の製造・販売を手掛けるJ-オイルミルズ、および東京ガスの100%出資子会社でエネルギーサービスを展開するエネルギーアドバンス(東京都港区)は、本契約を締結し、蒸気・給水配管の建設に着工した。

業種が異なり、かつ敷地も異なる企業の工場間において、蒸気を融通することでコージェネの効率を向上し、省エネとCO2削減を実現する取組みは、東京ガス管内では初めて。

日産自動車横浜工場は、エネルギーアドバンスと2006年にエネルギーサービス契約を締結し、日産自動車横浜工場3地区内にエネルギーアドバンスが設置したコージェネから、電力と蒸気の供給を受けている。

このエネルギーサービスは、エネルギーアドバンスが、顧客の敷地内にコージェネなどの設備を設置・所有し、長期的なメンテナンスを行うことで、顧客が必要とするユーティリティを効率よく供給するもの。

今回、日産自動車横浜工場3地区内にコージェネを追加設置するにあたり、日産自動車が必要な電力負荷に合わせて容量を選定すると、発電に伴う廃熱を回収してつくった蒸気を使いきれず、コージェネの効率的な運用が望めないという課題があった。

しかし、追加設置したコージェネの蒸気を、熱需要の大きいJ-オイルミルズへ供給することで、コージェネの効率を最大化することが可能になる。同時に、分散型エネルギーシステムの面的利用による省エネとCO2削減を実現する。

今回の蒸気融通により、2014年度予想値に対しての削減率で、約3%の省エネルギー(原油換算1,400kL/年)、約6%のCO2排出量の削減(5,700t - CO2/年)を見込んでいる。

また、本取組みは、横浜市地球温暖化対策実行計画及び成長分野育成ビジョンにおける「京浜臨海部の企業の連携によるエネルギー融通」を実現するものとなる。

今後も、日産自動車、J-オイルミルズ、東京ガス、エネルギーアドバンスの各社と、横浜市は、それぞれエネルギーの面的利用やコージェネレーションの活用などによる、さらなる省エネ、CO2削減を推進していく考えだ。

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