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兵庫県で世界最大の水上メガソーラー、稼働 京セラ製太陽電池×仏製架台

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兵庫県で世界最大の水上メガソーラー、稼働 京セラ製太陽電池×仏製架台

京セラは8日、特別目的会社を通じて、兵庫県加東市の西平池と東平池で建設を進めてきた水上設置型メガソーラーが完成し、3月30日より売電を開始したと発表した。合計出力は約2.9MWで、同社によると、西平池のメガソーラー(約1.7MW)は水上設置型では世界最大となる。

本事業では、西平池と東平池に、仏シエル・テールの水上架台(フロート)を採用し、255Wの京セラ太陽電池モジュール合計11,256枚を設置した。年間予想発電量は合計で約330万kWhを見込む。これは一般家庭約920世帯分の年間電力消費量に相当する。発電した電力は関西電力に売電する。

本事業は、京セラと東京センチュリーリースが共同出資により2012年に設立した特別目的会社(SPC)、京セラTCLソーラー合同会社(東京都千代田区)が進めてきた。

水上設置型メガソーラーは、水上に設置することにより冷却効果が得られ、地上置き型・屋根置き型と比べ、高い発電量が期待できる。また、太陽電池モジュールが水面を覆うことで、貯水の蒸発量の軽減や藻類の異常発生を防ぐことができる。

シエル・テールのフロートは同社が開発し特許を有しており、フランスにおいてすでに3年以上の稼働実績がある。この水上架台の特長として、紫外線や腐食に強い高密度ポリエチレン製で100%リサイクルが可能なこと、台風に耐えうる十分なフロートの強度設計・連結技術を採用していることをあげている。

約13.4MWの水上メガソーラー事業にも着手

京セラと東京センチュリーリースは、昨年8月、京セラTCLソーラーを通じて、シエル・テールより水上架台の提供を受け、農業用ため池や調整池などを活用した水上設置型メガソーラー発電事業に取り組むことを発表した。西平池と東平池のメガソーラーは本事業の第一号案件となる。

また、京セラ京セラTCLソーラーは、昨年12月、水上設置型メガソーラー発電事業において、千葉県企業庁が管理する工業用水道専用山倉ダム(千葉県市原市)において、水上設置型としては世界最大となる約13.4MWのメガソーラー発電事業に取り組むことを発表している。

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