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出力制御付きパワコン、必要な技術仕様が発表される

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出力制御付きパワコン、必要な技術仕様が発表される

太陽光発電協会、日本電機工業会、電気事業連合会は、「出力制御付きパワーコンディショナ(PCS)の技術仕様」について取りまとめて公表した。

この中で、出力制御システム構築においての要件として「出力規模の大きい特別高圧連系などは専用回線、出力規模が小さい高圧以下連系はインターネット回線を活用したシステムを構築すること」、「部分制御・時間制御などきめ細かい制御が可能な仕様とすること」、「技術仕様を全国共通とすること」などを挙げ、技術仕様へ反映させた。

出力制御システムに求められる要件と具体的な対応は、以下のとおり。

コスト面、技術面なども踏まえ、確実に出力制御可能であること

  • 発電設備容量を考慮して通信方式を選定することが現実的であり、基本的には、出力規模の大きい特別高圧連系などは専用回線、出力規模が小さい高圧以下連系はインターネット回線を活用したシステムを構築する

出力制御は系統安定化のために必要最小限なものとすること

  • 必要最小限の出力制御を実現するため、部分制御、時間制御などきめ細かい制御が可能な仕様とする
  • 余剰買取は、自家消費分は制御しない

将来の情勢変化などに対して、柔軟に対応できること

  • 再エネ連系量の拡大にも柔軟に対応可能な制御方式とする
  • 将来、配信事業者(アグリゲータ)などによる付加価値サービス提供などにも対応可能である

電力安定供給のため、必要なセキュリティを確保すること

  • インターネット回線を活用する場合、不正アクセス、サイバー攻撃などの脅威への対策を実施
  • 制御データ改ざんや時刻改ざんなどへの対策を実施

全ての電力会社に適用可能な共通の仕様とすること

  • 発電事業者団体、PCSメーカー、電力会社による議論を踏まえて、技術仕様を全国共通とする

一部の電力会社の再生可能エネルギーの接続保留問題に対して、接続可能量を拡大させるための手段の一つとして、出力制御の適用範囲を見直す省令改正が今年1月22日に実施された。今回の内容はそれに対応したもの。

【参考】
JPEA - 出力制御付きパワーコンディショナ(PCS)の技術仕様について

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