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おじいちゃん・おばあちゃん、節電がんばる でも家電が古くて電気代下がらず?

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おじいちゃん・おばあちゃん、節電がんばる でも家電が古くて電気代下がらず?

みずほ情報総研は、東京電力管内の20歳以上の男女(約1,000名)を対象とした「節電に対する生活者の行動・意識に関する調査」の第2弾として、「シニア層(60歳以上)の節電実態」について調査した結果を発表した。

同社では、2011年6月より生活者の節電行動の実態に関する調査を実施し、過去5回にわたり調査結果を発表しているが、「シニア層」に焦点を当てた結果を発表するのは今回が初めて。

シニア層は環境意識が高いといわれているが、今回の調査からも、年代が高くなるにつれて節電している人の割合が増加傾向にあることが判明した。一方で、シニア層は節電に取り組んでいるものの、若年層に比べて一人当たりの電気代が高額になっていることが分かった。

これについては様々な要因が考えられるが、今回はその一つとして、古い家電の利用に着目した。使用している家電の所有年数を聞いたところ、たとえばエアコンと冷蔵庫では、50代以上の約2割が15年以上の家電を利用しており、家電の買い替えによる節電ポテンシャルが大きいと考えられた。

しかし、家電の買い替えについては手間も多く、シニア層は腰が重くなりがち。調査からは50代を過ぎると、家電製品の購入について子や孫に相談する機会が増加し、70代では34%が家電製品の購入時に子や孫に相談した経験があることもわかった。

調査の概要は以下のとおり。

シニア層は、よく節電するものの電気代も高い

年代が高くなるにつれて、平均より行動を多くしている人々の割合が増加。

  • 20代:18%
  • 30代:28%
  • 40代:31%
  • 50代:29%
  • 60代:35%
  • 70代:39%

※14項目の節電行動の中で11項目以上節電している人を「平均より多い」とした。

年代が高くなるにつれて、月あたりの電気代も増加

  • 20代・30代で最も多い価格帯
    4,000円未満/月 (20代・30代の36%を占める)
  • 60代・70代で最も多い価格帯
    10,000円以上/月 (60代・70代の34%を占める)
なんと1~2人暮らしのシニア層では、半数が毎月の電気代が8,000円を超える

なんと1~2人暮らしのシニア層では、半数が毎月の電気代が8,000円を超える

※少人数世帯で比較。少人数世帯=単身もしくは2人世帯

50代以上が使うエアコン・冷蔵庫の約2割は15年以上前のもの

例えばエアコンと冷蔵庫について、10年以上の製品を利用している世帯は、20代・30代では2割程度であるが、40代以上になると、4割近くに上昇していた。特に50代以上では、15年以上前の製品が約2割程度を占めている。

50代以上が利用する家電に買い替えニーズがあるとみられる

50代以上が利用する家電に買い替えニーズがあるとみられる

年代が上がるほど、家電買い替え時に子や孫へ相談

  • 50代を過ぎると、家電製品の購入の際に子や孫に相談する機会が増え、70代では34%が子や孫に相談した経験がある。
  • 子や孫から家電製品をプレゼントされた経験は、70代が最も多く26%。
  • 祖父母や親から家電製品の購入について相談をされた経験は、特に20代~50代が多く3割前後。
  • 祖父母や親に家電製品をプレゼントしたことがあるのは、50代が最も多く34%。
子や孫がシニア層の家電を選ぶことは少なくないことがわかる

子や孫がシニア層の家電を選ぶことは少なくないことがわかる

本調査結果について、みずほ情報総研では、シニア層の家電製品の買い替えを通じた節電を支援するには、家電購入について相談を受ける子どもや孫世代である支援層に対して、シニア層の電気代や家電年数の実態、および適切な節電方法や省エネ家電について情報を提供していくことが重要だと分析している。

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