次世代電力網につきまとうサイバー攻撃のリスク 東工大が検知する手法を開発

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※画像はイメージです
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JST戦略的創造研究推進事業において、東京工業大学の石井秀明准教授らは、大量の太陽光発電が導入された電力システムの配電系統内において、サイバー攻撃による計測データの改ざんをリアルタイムで検知する手法を開発した。

電圧の変化で異常を検知するしくみ

開発された手法は配電系統における複雑な電圧挙動を数理的に解析することにより、正常な電圧の挙動をモデル化し、そこから逸脱した場合の電圧の挙動を攻撃・異常として検知するというもの。この方法の検知アルゴリズムは、下記5つの条件をリアルタイムで確認する。

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