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関西電力の火力発電所故障、他電力からの融通でなんとか予備率3%確保

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関西電力の火力発電所故障、他電力からの融通でなんとか予備率3%確保

経済産業省は、関西電力姫路第二火力発電所の蒸気タービンの不具合に伴う応急対策工事の実施を受け、今夏、同発電所が見込んでいた供給力が減少する見通しとなったため、2015年度夏季の電力需給見通しを下方修正した。

今夏の姫路第二発電所の供給力は、7月で94万kW程度、8月で58万kW、9月で39万kW程度低下するが、中西日本の電力会社からの融通量の増加や、自家発等からの電力購入量の積み増し等により、関西電力の予備率は電力の供給に最低限必要とされている3%を確保できる見通し。

そのため、現在の電力需給対策に変更はない。しかし今夏の電力需給は当初の見通しより厳しくなり、引き続き予断を許さない状況が続いており、節電・省エネ対策へのより一層の理解と協力を求めている。

関西電力姫路第二火力発電所において、蒸気タービン損傷に伴う軸受けの異常振動により、5月9日に3号機、6月1日には5号機が緊急停止した。関西電力が原因を調査した結果、両機ともに蒸気タービンの最終段において、タービン翼の折損が起きており、当該タービン翼の折損が異常振動の原因と考えられる旨、報告があり、関西電力は同様のトラブルを未然に防止するため、型式が同じである姫路第二発電所の全号機(1~6号機)において、タービン最終段を取り外す工事を実施することとしている。

蒸気タービン最終段を取り外すことによる発電出力の減少や、工事期間中の稼働停止によって、今夏、同発電所が見込んでいた供給力が減少する見通し。そのため、2015年度夏季の電力需給見通しについて、見直しを行った。

【参考】
経済産業省 - 2015年度夏季の電力需給見通しを見直しました

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