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「原発ゼロ」終了 九州電力の川内原発が再稼働

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「原発ゼロ」終了 九州電力の川内原発が再稼働

九州電力の川内原子力発電所1号機(鹿児島県)が、11日午前中に再稼働した。国内で原発が稼働するのは1年11カ月ぶり。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、2013年7月に導入された新たな規制基準の安全審査に合格して、原発が稼働した初のケースとなる。

九州電力は10日、第21回定期検査中の川内原子力発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万kW)が8月11日に原子炉を起動し、8月14日には発電を再開できる見込みとなったと発表した。

発電再開後は、徐々に出力を上昇させながら調整運転を行い、9月上旬には、国による総合負荷性能検査を受検し、通常運転に復帰する予定。

新規制基準では地震や津波への対策を強化

福島第一原子力発電所の事故の反省や国内外からの指摘をもとに、原子力規制委員会が原子力施設の設置や運転等の可否を判断するため、従来の安全基準を強化した新たな規制基準を2013年7月に施行した。

新規制基準では、地震や津波への対策の強化とともに、火山や竜巻などの自然災害、火災などの幅広いリスクに備えるため、設計基準を強化することを要求している。また、海外の知見をもとに、テロ対策などを求めている。

現在、複数の原子力発電所や核燃料施設等の原子力施設等が新規制基準に係る適合性の審査の申請をしており、原子力規制委員会がその審査をしている。九州電力川内原子力発電所1、2号機は、審査が終了し使用前検査の対応を進めていた。

国内では、2013年9月に福井県にある関西電力の大飯発電所が定期検査のために停止して以来、原発の稼働がゼロの状態が続いていた。

【参考】
九州電力 - 川内原子力発電所1号機の原子炉起動及び発電再開の予定について

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