> > 太陽光発電、無電化地域では火力発電より早いし安い ミャンマーに日本のODA

太陽光発電、無電化地域では火力発電より早いし安い ミャンマーに日本のODA

記事を保存
太陽光発電、無電化地域では火力発電より早いし安い ミャンマーに日本のODA

NECネッツエスアイ(NESIC、東京都文京区)は21日、ミャンマーにおいて、非電化地域解消に向けた太陽光発電システムの設置を行い、このほど稼働したと発表した。

今回のプロジェクトは、日本政府の政府開発援助(ODA)の一環で、一般財団法人日本国際協力システム(JICS)経由で、ミャンマー畜水産・地方開発省向けにNESICのタイ法人が受注し、実施したもの。

ミャンマーの中でも、少数民族が多いチン州とシャン州において、非電化村落を対象に、全7村落へ合計120kWの太陽光パネルおよび付帯発電設備を設置した。

無電化地帯において、小水力発電や太陽光発電など地域の資源を活用した分散型発電は、新たに火力発電所などをつくるよりも、より早く、安く電力供給ができる可能性があるシステムとして注目されている。

ミャンマーでは非電化村落が7割

ミャンマーは、2010年の民政化移行以降、長く続いた先進諸国の経済制裁が緩和され、今後の高い経済成長が期待されており、そのための基盤となるインフラ整備が急務となっている。特に、電力の面では、ミャンマー国内にある全村落約6万2千村のうち、非電化村落が7割(約4万5千村)を占める(2013年時点)など整備が遅れており、対応が急がれている。

このような中、日本政府はODAとして、非電化村落に小規模水力発電および太陽光発電を導入することで、当該地域における電化を促進し地域住民の生活環境を改善することを打ち出した。本事業もその一環で実施された。

NECネッツエスアイについて

NECネッツエスアイ(NESIC)はNECグループにおけるネットワークソリューションの中核企業。国内では官庁・自治体、通信事業者、企業向けに、ネットワークをコアとするICTシステムに関する企画・コンサルティングや設計・構築等、および保守・運用・監視サービスやアウトソーシングサービスなどを提供している。

また、現在、タイやサウジアラビア、ブラジルなど5つの国に現地法人を有しており、これをベースに現地に根付いた海外事業の拡大を図っている。ミャンマーにおいても、電力インフラに加え、交通インフラに伴う通信システムや、公共通信ネットワークなどの整備に注力していく考えであり、4月にはNESICタイのヤンゴン支店を設立した。

NESICは、今後とも、日本政府のODA案件に積極的に対応するとともに、今回設立したヤンゴン支店を活かし、ミャンマーの発展に貢献していく考えだ。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.