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フィリピンの廃棄物発電ガイドライン案、作成する事業者を募集

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環境省は、フィリピン側から協力が要請された廃棄物発電(WtoE)等に関する基準の策定支援やガイドラインの作成の支援を行う事業者を、一般競争入札によって募集する。

フィリピンの廃棄物発電のガイドライン案作成

事業者に委託される業務内容は、フィリピンにおけるWtoEの環境基準・ガイドライン案作成とそれに必要な調査、また作成した同ガイドライン案を報告する廃棄物処理ワークショップ開催の2点。

ガイドライン案作成に関しては、現在のフィリピンの廃棄物適用基準や大気汚染防止法、日本を含む他国のWtoEの環境基準・ガイドライン、既設の都市ごみ焼却施設の状況などをを調査・整理する。また、この調査を踏まえ、国家固形廃棄物委員会(NSWMC)がガイドラインを施行できるように、ガイドラインドラフト案を作成し、NSWMCへの提案などを行う。

日比合同ワークショップは、フィリピンの様々なステークホルダーを招き、日本のWtoE技術紹介、日本の環境基準や施設性能指針等の紹介、ビジネスネットワーキングなどを行うもの。2015年10月頃にマニラ市内で開催し、ワークショップには日本から専門家を派遣する。

マレーシアとの協力関係維持のための調査も

また、環境省は2014年度にマレーシア政府とも食品廃棄物管理のガイドライン案作成において協力体制を構築したが、引き続き二国間協力を維持したいと考えている。今回の業務では、3R・廃棄物管理で協力すべき分野を特定の上、協力方針のオプションを検討し、環境省に提案するため、マレーシアで政府関係者等との面会・情報収集などの現地調査を行う業務も含む。

これらの事業期間は、契約締結日から2016年2月29日(月)まで。業務請負を希望する事業者は、提案書を作成し、2015年9月25日(金)17時までに提出すること。入札および開札は、2015年10月1日(木)17時から、環境省第4会議室で行われる。

フィリピンからのオファーに応えるもの

2015年8月16日~19日において、モルディブで「アジア太平洋3R推進フォーラム 第6回会合」が開催された。ここで環境省はフィリピンのレオナス環境天然資源副大臣から、廃棄物発電技術ガイドライン作成状況の説明とともに、日本の優れたノウハウを提供して欲しいとの要請を受け、日本政府とフィリピン政府の両者は、今年11月のフィリピンAPEC首脳会議に向けて、事前に環境対話等を実施し協力を強化していくことで合意した。

同省は、フィリピンの政府関係者との面会した際に、3R・廃棄物管理に関する課題や二国間協力のニーズについて議論、調査を行なった。その結果、フィリピン環境省や国家固形廃棄物委員会(NSWMC)のフィリピン政府機関から廃棄物発電等ガイドラインの策定について、廃棄物処理やリサイクル分野についての知見を有する日本側の支援に期待が寄せられていることが判明し、同事業の実施に至った。

【参考】
環境省 - 平成27年度フィリピン等における3R・適正処理の二国間協力に関する調査検討業務 [総合評価落札方式]

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