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リチウムイオン電池の需要増大 宇部興産がセパレーター製造設備を増設

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リチウムイオン電池の需要増大 宇部興産がセパレーター製造設備を増設

宇部興産(東京都)は、自社工場のリチウムイオン電池用セパレーター製造設備を増強すると発表した。同社の宇部ケミカル工場(山口県)では既存設備の再構築を、堺工場(大阪府)ではセパレーター製造設備を新たに増設し、車載用リチウムイオン電池の需要増大に対応する構えだ。同社のセパレーターは乾式製法を特徴として、既に車載用として多くの採用実績を持つ。 

今回の増設計画は、まずは宇部ケミカル工場の既存設備を再構築し(2016年7月完工予定)、次いで堺工場に新規設備を設置して(6月完工予定)、2拠点の生産能力を現行比40%増の合計2億平方メートルに拡大する。その後、2020年頃までには、現行比倍増となる3億平方メートル規模へと段階的に生産能力を引き上げたい考えだ。

また、2011年に設立した日立マクセルとの合弁会社である宇部マクセル(京都府)では、高機能塗布型セパレーターを生産している。今回の増強計画を受け、宇部マクセルでも塗布加工能力を増強し、製品の耐久性・耐熱性を高め、拡大する電気自動車向け需要に対応する方針だ。マクセルでのセパレーターへの塗布加工は、長年磁気テープ製造で培ってきた分散塗布技術を活かし、セパレーター上に無機微粒子によるコーティング層を形成することで、高温時の収縮率を抑えることが可能となった。

リチウムイオン電池は、ハイブリッド自動車(HV)プラグインハイブリッド自動車(PHV)電気自動車(EV)などの車載用途での大幅な需要増大が予想されるほか、蓄電用途や産業用途などへの展開も更に進むことが見込まれている。

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