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埼玉県の下水バイオマス利用がすごい 今度はバイオガス発電事業者を募集

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埼玉県の下水バイオマス利用がすごい 今度はバイオガス発電事業者を募集

今年に入って下水汚泥の固形燃料化バイオガスからの水素製造と、先進的なバイオマス利用の取り組みを進めてきた埼玉県が、新たに元荒川水循環センターで発電事業を行うバイオガス発電事業者を募集する。対象施設は元荒川水循環センターで、同センター内の事業用地(800平方メートル)を貸し付ける。

今回の事業は、元荒川水循環センター内の事業用地(800平方メートル)を借り、県より買い取った消化ガスでバイオガス発電事業を行う事業者をプロポーザル方式で募集するもの。同センターで発生する消化ガスを、官民が連携し有効利用を推進することで、温室効果ガスの削減による地球温暖化防止と、エネルギー自給率の向上に貢献することが目的だ。

なお、採択事業者は契約後、2015年度内に設備認定等を完了し、今年度の新規参入者向け買取価格を適用する。また、同事業者は県より買取した消化ガスで発電した際に発生する廃熱を温水にて県に返還する。加温必要熱量は最大約51,000MJ/日(事業期間最大汚泥量に対して冬期に必要な熱量を条件に算定)。

事業概要は下記のとおり。

事業スキーム図

事業スキーム図

事業期間

設計・施工は契約締結日から2019年3月31日までに行い、運営期間はその後20年間。

消化ガス売却額

下限額を15円/Nm3(税抜き)とし、応募事業者が提案する。

消化ガス売却量

想定される消化ガス売却可能量は、事業期間内の年度により異なる。2019年度から2026年度までは、発生する消化ガス全量から、既設3号汚泥焼却炉の補助燃料として使用する分を差し引いた3,928Nm3/日~6,802Nm3/日、それ以降から2038年度までは新汚泥焼却炉を導入する予定となっており、新設備の補助燃料分を差し引いた3,522Nm3/日から 5,803Nm3/日を提供できると想定している。

敷地の貸付額

800平方メートルを上限に、貸付額は埼玉県下水道事業財務規程に基づき算出された額以上で提案する。昨年度の算出額は861円/平方メートルだった。

資金・機器の調達について

発電施設を設置するための資金・機器の調達方法は、コーポレートファイナンスやリース会社からの調達でも可。


今後の公募スケジュールは、10月5日までに参加表明書の提出後、参加資格審査を経て、11月11日が企画提案書の期日。12月下旬に採択事業者が決定する予定だ。

【参考】
埼玉県 - 元荒川水循環センター消化ガス発電事業に関する公募型プロポーザルを実施します

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