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下水汚泥のバイオガス発電事業 自治体はガス売却・土地貸与で新たな収益

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下水汚泥のバイオガス発電事業 自治体はガス売却・土地貸与で新たな収益

水ing(東京都港区)は、山形県鶴岡市と茨城県守谷市の水処理施設において、下水汚泥を処理する過程で発生する消化ガスを燃料とした発電所を建設し、固定価格買取制度(FIT)を活用した民設民営による消化ガス発電事業を開始した。

今回の事業スキームは、同社が自己資金で発電設備を建設し、鶴岡市・守谷市から購入する消化ガスを燃料として発電を行うもの。その電気をFITを用いて電気事業者に売却することにより、20年間にわたり事業を運営する。両市には消化ガス売却と土地の貸与などにより、新たな収益を得られるメリットがある。

この事業の概要は以下のとおり。

鶴岡浄化センター消化ガス発電事業

鶴岡浄化センター(山形県鶴岡市)内に、再生可能エネルギー発電所「鶴岡バイオガスパワー」を建設、10月1日に発電設備の起動セレモニー(発電式)を開催した。

本施設には、消化ガス発電設備一式(発電容量300kW、ガスエンジン25kW×12台)を設置。年間電量は約200万kWh(一般家庭約560世帯分)を見込む。

守谷浄化センター消化ガス発電事業

守谷浄化センター(茨城県守谷市)内に、再生可能エネルギー発電所「守谷バイオガスパワー」を建設、10月1日には、発電設備の起動セレモニー(送電開始式)を開催した。

本施設には、消化ガス発電設備一式(発電容量175kW、ガスエンジン25kW×7台)を設置。年間電量は、約140万kWh(一般家庭約300世帯分)を見込む。

(写真左)鶴岡バイオガスパワー起動セレモニー(写真中央・鶴岡市榎本市長)、(写真右)守谷バイオガスパワー起動セレモニー(写真中央・守谷市会田市長)

(写真左)鶴岡バイオガスパワー起動セレモニー(写真中央・鶴岡市榎本市長)
(写真右)守谷バイオガスパワー起動セレモニー(写真中央・守谷市会田市長)

水ingは、水処理事業会社として、地域のニーズに応えるソリューションを提供している。荏原製作所の水処理事業部門として事業を開始し、2010年に三菱商事と日揮の資本参加により事業体制を強化した。今後も豊富な汚泥ソリューション技術や運転管理ノウハウを活かし、発電事業を展開していく考えだ。

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