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2017年度の政府予算、「環境保全経費」まとめ by 環境省

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2017年度の政府予算、「環境保全経費」まとめ by 環境省

環境省は10月7日に、平成29年度概算要求における環境保全経費を取りまとめ公表した。平成29年度の環境保全経費概算要求の総額は2兆1,896億円で、平成28年度当初予算比2.6%の増(+559億円)となった。

当初予算比としては増額されているが、概算要求額としては昨年よりも6%(-1,496億円)減少している。

環境保全経費

施策体系別にみると、最も増加しているのは、「地球環境の保全」で当初予算比の14%増となる6,311億円。一方で、「放射性物質による環境汚染の防止」は当初予算比の11%減となる8,254億円。

その他、施策別の詳細は以下の通り。

平成29年度施策体系別環境保全経費構成比

環境保全経費概算要求額の内訳、主な施策

名称:29年度予算(28年度当初予算)【増減額】

地球環境の保全:6,311億円 (5,541億円)【+770億円】

  • エネルギー使用合理化設備導入促進等対策費補助金【経済産業省】
  • 森林環境保全整備事業【農林水産省ほか】
  • 省エネ家電等COOL CHOICE推進事業【環境省】

など

生物多様性の保全及び持続可能な利用:1,610億円 (1,450億円)【+159億円】

  • 水源林造成事業【農林水産省】
  • 国営公園整備費等【国土交通省】
  • 自然公園等事業費【環境省】

など

物質循環の確保と循環型社会の構築:1,244億円 (975億円)【+269億円】

  • 循環型社会形成推進交付金【環境省】
  • 大規模災害に備えた廃棄物処理体制検討・拠点整備事業【環境省】
  • 廃棄物処理施設整備費【環境省】

など

水環境、土壌環境、地盤環境の保全:978億円 (894億円)【+85億円】

  • 農村地域資源維持・継承等対策に必要な経費【農林水産省】
  • 総合水系環境整備事業費【国土交通省】
  • 海洋保全対策費【環境省】

など

大気環境の保全:2,092億円 (1,886億円)【+206億円】

  • 交通安全施設等整備費補助【警察庁】
  • 空港周辺環境整備事業費【国土交通省】
  • 微小粒子状物質(PM2.5)等総合対策費【環境省】

など

包括的な化学物質対策の確立と推進:52億円 (49億円)【+3億円】

  • 化学物質規制対策事業【経済産業省】
  • 食品安全確保調査・試験事業委託費【農林水産省】
  • 化学物質環境実態調査費【環境省】

など

放射性物質による環境汚染の防止:8,254億円 (9,286億円)【-1,031億円】

  • 中間貯蔵施設の整備等【環境省】
  • 除去土壌等の適正管理・搬出等の実施【環境省】
  • 放射性物質汚染廃棄物処理事業【環境省】

など

各種施策の基盤となる施策等:1,355億円 (1,256億円)【+99億円】


環境保全経費とは

環境保全経費とは、政府の経費のうち地球環境の保全、公害の防止や自然環境の保護および整備に関する経費を総称したもの。環境省は、関係府省において取り組まれている環境保全に係る施策が、政府全体として効率的、効果的に展開されるよう、概算要求に先立って、「平成29年度環境保全経費の見積りの方針の調整の基本方針」を関係府省へ示し、見積りの方針の調整を行っている。今後、政府予算案の決定時においても、環境保全経費の取りまとめを行い、結果についても公表する。

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