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長野県の酸性河川(信濃川水系松川)、小水力発電に有効利用

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長野県の酸性河川(信濃川水系松川)、小水力発電に有効利用

日本工営(東京都)は、長野県高山村にある高井砂防堰堤の未利用落差を利用した高井発電所を建設し、2015年10月に運転を開始した。

高井発電所は、長野県高山村の信濃川水系松川において、県が管理する高井砂防堰堤本堤に貫通孔を空けて取水し発電する。最大出力420kW、年間で約270万kWhを発電する。これは一般家庭約750軒分の使用量相当、高山村の世帯数の約30%分に相当する。

同発電所は、自然由来および廃止鉱山に起因する酸性河川を再生可能エネルギーとして活用している。建設にあたり新たな取水堰を建設する必要が無く、また減水区間(川の水の量が減少する距離)も短いことから、環境に優しい。

発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき売電される。同社は発電所の建設資金と技術者を提供しており、今後の運転・維持管理は同社子会社である工営エナジー(東京都)および、高山村も一部出資している長野水力(長野県)が行う。

同社は国内・海外での建設コンサルタント事業および電力エンジニアリング事業行いつつ、横断的に小水力発電事業を推進している。現在では、新曽木水力発電所(鹿児島県伊佐市)、四時ダムSCO事業(福島県いわき市)等、全国6か所で小水力発電を行っており、今後もさらなる展開を進めて行く方針だ。

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