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地域とつながる「緑化優良工場」 今年は3工場が入賞

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地域とつながる「緑化優良工場」 今年は3工場が入賞

経済産業省は、10月30日、工場内外の環境の向上に顕著な功績のあった工場を表彰し、工場緑化の一層の推進を図るための「緑化優良工場等経済産業大臣賞」について、今年度、3件の入賞を発表した。

工場緑化の取組みは、地域環境との調和を図って地域社会から親しまれる工場となり、そこで働く人々の作業効率や企業イメージの向上につながる点で有用なものである。

入賞した工場はキヤノン電子 赤城事業所(群馬県利根郡昭和村)、NSKワーナー(静岡県袋井市)、霧島酒造 志比田工場(宮崎県都城市)の3つ。表彰式は11月2日(月)に、一般財団法人日本緑化センター主催の「第34回工場緑化推進全国大会」で行われた。

3工場、地域との交流も

キヤノン電子 赤城事業所では「森の中の工場」を目指し、サクラ、モミジ、サツキ、ツツジなど約60種類、15000本の植樹を行っている。また、庭園型の樹林を多く作るなど、周辺高原地帯に調和した緑化を実現し、生物多様性にも貢献している。このほか、社員全員参加による工場周辺の清掃活動や地元の小中学校を対象とした工場見学会で工場緑化の取組や環境への配慮を紹介するなど、環境教育にも取り組んでいる。

NSKワーナー

NSKワーナー

NSKワーナーでは、隣接する山林と一体となった自然型樹群・樹林を主とした緑化に取り組んでいる。工場敷地東側・北側には、ツツジが人工的に作られた斜面に植えられ、地域住民や近接する運動公園利用者を魅了している。 また、従業員による工場周辺道路への植栽、地元行事へのボランティア参加など、従業員への環境教育も熱心に実施している。地域貢献活動として開催される工場の納涼祭は、地域の夏の風物詩として多くの地域住民が訪れる。

霧島酒造 志比田工場

霧島酒造 志比田工場

霧島酒造 志比田工場では、工場の敷地や緑地を一般開放している。一般開放された緑地は、芝生広場や花壇、屋外トイレも整備されて公園のように利用されている。工場敷地内には、レストランや売店、ベーカリー、ミュージアム、多目的ホールも整備され、地域の観光拠点施設としても機能している。また、生産工程で発生する焼酎粕を利用したバイオガス燃料の利用にも取り組むなど、環境保全活動に積極的に取り組んでいる。


この「緑化優良工場等表彰制度」は1982年の第1回表彰以来、2015年度で第34回を数え、これまでに160の工場を経済産業大臣賞として表彰している。第34回では他にも、日本緑化センター会長賞・日本緑化センター会長奨励賞として、ほか11件の工場が表彰されている。

【参考】
経済産業省 - 平成27年度緑化優良工場等経済産業大臣表彰を行います
一般財団法人 日本緑化センター - 工場緑化推進全国大会の開催

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