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日本にも「メガベンチャー」を! NEDO、VCと連携する新技術開発に補助金

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日本にも「メガベンチャー」を! NEDO、VCと連携する新技術開発に補助金

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、シード期にある研究開発型ベンチャー(STS)を支援する事業の第2回公募を、2016年1月29日まで実施している。

同事業は、NEDOとVC(ベンチャーキャピタル)等が協調し、切れ目ない事業化支援を行い、将来のメガベンチャーとなるSTSを創出・育成するとともに、VC等の日本での活動を活性化し、STSとVC等がともに成功事例を連鎖させるエコシステム創出を目指し、実施されるもの。

同公募に応募するSTSは、具体的な技術シーズを活用した事業構想を持ち、NEDOが別途公表している認定VCより、一定額の出資意向確認書及び、支援計画書を入手していること等などが条件となる。

第1回目の公募では、17件の事業が助成金交付予定先として採択された。そのうち、交付が決定している事業には、未来機械(岡山県倉敷市)の小型かつ安価な新型のソーラーパネル清掃ロボットの研究開発事業などがある。同事業に出資するVCは、合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル。

NEDO認定VCの一覧は下表の通り。

  • ウエルインベストメント/AZCA
  • Expara Ventures Pte.Ltd
  • FGC BioVentures LLP
  • 株式会社 SARR TECH RANCH
  • 株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)
  • Global Catalyst Partners LLP
  • 株式会社ドリームインキュベータ
  • 合同会社ユーグレナ SMBC 日興リバネスキャピタル
  • Triple Ring Technologies
  • Draper Nexus
  • ハックベンチャーズ株式会社
  • Beyond Next Ventures

(五十音順)

2回目となる同公募の概要は下記の通り。

募集内容

今回の第2回公募では、省エネルギー・新エネルギー・CO2削減等のエネルギー・環境分野に係る案件(予算約8億円)とそれ以外の産業技術分野(予算約5億円)に分けて、募集を行う。エネルギー・環境分野の案件は、同分野への貢献ついて、CO2削減効果、省エネ効果に係る定量的数値も含め、申請書とは別紙で提出することが必要だ。

助成率・上限金額

助成率は助成対象経費の85%で、1件あたりの上限額は7,000万円。

応募対象者

NEDOが認定するVCから「助成申請金額の15/85以上」の出資が確約される研究を行う国内の中小企業など。なお、これから出資を受けようとするSTSは、認定VCに出資検討を申し込む必要がある。同認定VCへのSTS案件紹介サービスのオプションを利用することもできる。

事業期間

交付決定日から2017年2月28日まで。

助成対象経費

実用化開発、企業化可能性調査など、技術シーズの事業化に必要な経費。

対象技術

  1. 経済産業省所管の鉱工業技(ロボティクス、AI、エレクトロニクス、IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー技術、航空宇宙等。ただし、原子力に係るものは除く。)
  2. 具体的技術シーズであって、研究開発要素があることが想定されること。(スマートフォンのアプリ開発のためのソフトウェアのコーディングなど、技術的要素が薄いものや、既存製品(購入品)を利用しただけのものは対象外。)
  3. 競争力強化のためのイノベーションを創出しうるものであること。

同公募の説明会は、下記の通り。なお説明会への参加は必須ではない。参加する場合は前日までの申し込みが必要だ。

開催日・会場 時間 定員 場所
11月20日(金)
川崎会場
13時30分~ 80名 NEDO本部
神奈川県川崎市幸区大宮町1310
川崎セントラルタワー21階会議室
11月24日(火)
大阪会場
  1. 1回目 10時~
  2. 2回目 13時~
  3. 3回目 15時30分~
各回とも16名 NEDO関西支部
大阪市北区梅田3丁目3番10号ミューザ
梅田ダイビル6階

研究開発に関する補助金等の公的資金は、初期段階(シード期)にあるSTSにとって大きな役割を果たすが、技術開発が進んでも、次のステップであるベンチャーキャピタル(VC)等のリスクマネーを入れた事業拡大のフェーズに至るまでには、大きなギャップがあることが課題となっている。

【参考】
NEDO - 「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」第2回公募

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