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楽天、小売電気事業者に出資 LPガス業界狙う

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楽天(東京都世田谷区)は、12月17日、小売電気事業者のクレアールエナジー(東京都中央区)が第三者割当増資により発行する株式を引き受けることに合意した。

同社が出資するクレアールエナジーは、LPガス事業者のクレックス(千葉県千葉市)が小売電気事業を行う目的で2015年10月に設立した。今回の増資に伴い、出資比率は、クレックスが65%、同社が35%となる。

同社は今年7月、家庭および法人事業者に対して、新サービスを共同で開発するため、約1万世帯のモニター募集を通じて顧客ニーズなどの調査をクレックスと共同で行った。その結果、簡易HEMSによるエネルギーデータと顧客のマイページとの連携による有効性や、ガス会社の流通経路と「楽天スーパーポイント」の組み合わせによるサービスの優位性があると判断し、楽天が出資を決定した。

クレックスとの業務提携のほか、同社はエネルギー事業において、2014年にエネルギー需要開発有限責任事業組合を設立した。また、再生可能エネルギー電源開発推進を通じて、エネルギーの地産地消拡大のため低圧電力を使用している「楽天市場」の出店事業者や「楽天トラベル」に加盟する宿泊施設などと、電力小売における業務提携を発表している。

楽天は今後、2017年の都市ガス小売事業全面自由化後、エネルギーインフラ業界の構造変化を視野に入れて、国内におけるガス需要家の44%を占め、2万社以上の事業者が存在する、完全自由市場のLPガス業界に注力したサービスを積極的に展開していく。

また、クレアールエナジーは2017年の都市ガス小売全面自由化に向け、まずは2016年4月からの小売電気事業の手続きを進め、クレックスの既存および新規のLPガス顧客に対して電力・ガス・その他の様々なコンテンツを組み合わせたサービスを提供していく予定だ。また、電力・ガスの小売自由化に伴い、様々な業界から事業者の参入が予想されることから、今回のような業務提携のノウハウを活かし、営業・契約モデルの推進や、ゼロエミッション電源(水力、再生可能エネルギー)の販売モデルの開発に取り組んでいく。

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