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革新的な下水道の使い方求ム! 2016年度のB‐DASHプロジェクトの公募スタート

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革新的な下水道の使い方求ム! 2016年度のB‐DASHプロジェクトの公募スタート

国土交通省は1月13日、下水道事業における新技術の開発および実用化を促進するため、下水道革新的新技術実証事業(B-DASHプロジェクト)における実証事業と前段階としての予備調査の提案を公募すると発表した。

実証事業の公募対象となる技術は2つ。中小規模処理場を対象とした下水汚泥の有効利用技術(肥料化・燃料化・高濃度メタン発酵など)と、ダウンサイジング可能な水処理技術(活性汚泥法やOD法の代替技術)だ。

予備調査では、3つの技術の提案を公募している。下水熱を利用した車道融雪技術、災害時に適した処理・消毒技術、消化工程なしで下水道資源から水素を製造する技術だ。

B-DASHプロジェクトの概要は下記の通り。

1. 応募要件

  1. 大学などの研究機関
  2. 国または地方公共団体の研究機関
  3. 研究を目的にしている国立研究開発法人
  4. 研究を目的にしている公益法人や一般社団法人、一般財団法人
  5. 民間研究機関(研究部門を保有している機関)
  6. その他

2. 事業の内容

  1. 新技術の事業採算性や費用対効果など普及可能性の検討
  2. 新技術のパイロットプラントなどによる技術性能(エネルギー回収率などの向上 ※
  3. 国内外の下水道施設への適用性(適用範囲など)

※パイロットプラントではなく、既存のデータを活用してもよい。

3. 事業規模

実証事業の上限額は以下の通り。

中小規模処理場を対象とした下水汚泥の有効利用技術

  1. 肥料化、燃料化技術(脱水機の改築と合わせた導入に適した技術):1技術あたり6億円
  2. 肥料化、燃料化技術(上記(ア)以外の技術):1技術あたり5億円
  3. 高濃度メタン発酵技術:1技術あたり3億円

ダウンサイジング可能な水処理技術

  1. 標準活性汚泥法代替技術:1技術あたり6億円
  2. OD法代替技術:1技術あたり6億円

なお、予備調査の上限額は、すべて1技術あたり3000万円。

4. 事業実施期間(予定)

契約締結の翌日から2017年3月31日まで

5. 応募書類の提出期限

実証事業

2016年2月10日(水)12時必着

予備調査

2016年2月17日(水)12時必着

詳細が欲しい事業者には説明会と説明書も

本実証事業の公募では説明会を開催する。概要は以下の通り。

日時

2016年1月20日(水)14時~16時

場所

(公財)日本下水道新技術機構内 会議室


また、より詳しい情報が知りたい事業者には説明書(紙媒体)の交付も行っている。概要は以下の通り。

期間

2016年1月14日(木)から2016年2月9日(火)まで

場所

国土交通省下水道部担当係及び説明会会場

なお、応募様式の電子データは別途、下水道部ウェブサイトに掲載予定だ。

2015年度は下水処理水の再生利用など

今年度は、「下水管路に起因する道路陥没の兆候を検知可能な技術」、および「下水処理水の再生利用技術」についての提案を公募した。前者は環境総合テクノス(大阪府安土町)・日水コン(東京都新宿区)・関西大学・豊中市の共同研究体による「三次元陥没予兆診断技術に関する実証事業」、後者は、西原環境(東京都港区)・東京設計事務所(東京都千代田区)・京都大学・糸満市の共同研究体による「下水処理水の再生処理システムに関する実証事業」が選定された。

国土交通省では、新技術の研究開発・実用化を加速し、下水道事業における低炭素・循環型社会の構築やライフサイクルコスト縮減、浸水対策などを実現するため、また、水ビジネスの海外展開を支援するため、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)を実施している。

【参考】
国土交通省 - B-DASHプロジェクトの来年度実証技術について公募を開始します

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