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千葉県、幕張の地下に走る約1kmの「共同溝」で植物工場を運営する事業者募集

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千葉県企業庁は2月1日、幕張新都心拡大地区共同溝(芝園)において、国・県が進める新たな産業づくり施策に貢献するため、同空間で植物工場の事業化に取り組む事業者を募集すると発表した。

幕張新都心拡大地区共同溝は、ライフラインの安定的な供給確保、都市景観上の配慮などを目的として、電線・通信回線・水道管などを車道の地下に収納するために建設された施設。

今回の募集では、本来は熱供給管が敷設される予定であったが当面利用されないことになった空間を使用し、先端的な植物工場の事業化に必要な検証・普及などを行う事業者を募集する。

募集の概要は下記の通り。

1. 募集する企画提案

(ア)企画提案の内容

共同溝を活用して農産物を生産する植物工場事業を実験的取組として実施(検証及び生産を含む)するための企画、設計、設備設置、管理および運営について提案する。

※植物工場事業を実施するために要する一切の費用は、事業者が負担する。

(イ)植物工場の形態等

  • 共同溝
  • 共同溝出入口用地

(ウ)実施方法・事業期間

  1. 共同溝に植物栽培施設を設置するとともに、出入口用地に建屋を設置することにより、農産物の生産、出荷などの作業を実施する。
  2. 共同溝の使用許可期間は、原則5年間まで。
  3. 出入口用地の貸付期間は10年間。

(エ)条件など

  1. 共同溝・出入口用地において、植物工場事業を実施するために要する一切の費用は、事業者が負担する。※
  2. 事業期間終了後、事業者が設置した施設は、事業者の負担と責任において撤去し、原状回復して返還する。
  3. 共同溝に設置する植物工場は、仮設のものとし、設置にあたっては共同溝の形質に変更を伴わないものとする。
  4. 電気、通信、ガス、上水道、下水道(雨水管、汚水管)は、各供給事業者と協議の上、事業者で必要な整備を行うとともに、諸施設の使用に必要な経費を負担する。

※駐車場・施設などについては、企業庁と共同で使用するため、面積按分などにより、企業庁と事業者で協議の上、決定する。

2. 規模・料金など

(ア)規模・面積

  1. 延長:約1㎞
  2. 面積:約4000平米
  3. 内空:幅員5.7m×高さ3.7m〜幅員4.05m×高さ3.05mの3タイプ

(イ)貸付方法

使用許可(原則5年間)、行政目的上の支障がなければさらに1年ごとの更新可能(出入口用地の借地期間が上限)

(ウ)使用料及び貸付料単価

年間770円/平米(税抜)

3. 応募資格

  • 植物工場事業を実現することができる総合的な企画力、技術力、資金力、経営能力を有する事業者。
  • 複数の法人で構成するグループによる応募の場合は、応募および事業に必要な諸手続などを一貫して担当する法人(以下「代表者」という。)をあらかじめ定めること。また、グループの構成員の役割分担を明確にすること。

4. 現地説明会

募集にあたり、企業庁は現地説明会を開催する。参加を希望する場合は必要事項をあらかじめ連絡すること。

開催日時

2月12日(金)14時から

集合場所

幕張テクノガーデンD棟5階企業庁第一会議室

連絡先

千葉県企業庁地域整備部土地・施設管理課、2月10日(水)17時までに電話で申し込む。

その他

参加人員は、1法人3名(グループの場合は構成法人各3名)まで。

空きスペースを活用 植物工場の可能性

先日1月29日には、東京農業大学(東京都世田谷区)総合研究所研究会で「植物工場研究部会」が発足されるなど、日本の農産物の価値が世界で認知されるに従い、近年植物工場への関心が高まっている。また、植物工場は共同溝や休眠工場など、空きスペースを利用して運営できるため、今後もさらなる発展が期待されてい

【参考】
千葉県 - 幕張新都心拡大地区共同溝(芝園)における植物工場設備設置運営事業者募集

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