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災害時などの一般廃棄物の処理 民間3社、自治体の依頼があれば協力

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オリックス資源循環(埼玉県大里郡寄居町)は、大栄環境ホールディングス(兵庫県神戸市)・DOWAエコシステム(東京都千代田区)と、一般廃棄物処理の受託時におけるネットワーク体制を構築した。

同取組により、何らかの事情により市町村から一般廃棄物処理の委託を受けた場合は、廃棄物処理施設を所有する上記3社が連携し、分担してその処理に当たる。

災害時などの臨時体制を構築

家庭ごみなどの一般廃棄物は、通常、各市町村が所有する施設で処理されている。だが、施設の老朽化による大規模修繕・建て替え・トラブル発生などにより運転を停止せざるをえない場合、災害の発生により処理能力を超える廃棄物が発生した場合などは、許可を持つ民間事業者に代替処理を委託するなどの対処が必要になる。

しかし、このような処理の受託時には、短期間に大量の処理を求められる場合が多く、一社単独での処理能力を超えるなど、十分な対応ができないことが懸念されていた。

そこで、同取組によるバックアップ体制を構築することにより、短期間・大量処理の廃棄物処理を実現させることが可能となった。これにより、広域で安定した民間処理委託スキームを提供でき、各市町村の事業継続計画(BCP)の実現に寄与することができる。

三者三様の廃棄物処理能力でカバー

オリックス資源循環は、埼玉県寄居町において廃棄物高度処理施設(ゼロエミッション施設)をPFI事業として運営している。最先端の熱分解ガス化改質方式を採用しており、廃棄物を約2000度で溶融し、完全に再資源化することができる。同施設の処理能力は、民間施設としては国内最大級の1日当たり450トン。工場や事業所から排出される産業廃棄物だけでなく、埼玉県内や近隣の市町村から家庭ごみなどの一般廃棄物も受け入れている。

大栄環境ホールディングスは近畿・中部圏内に14カ所リサイクルセンターを保有しており、広範囲な地域からの廃棄物の受け入れが可能である。また、リサイクルセンターでは各リサイクル法に対応した加工技術で、廃棄物を選別し素材・原料に加工もしくは製品化して社会に還元している。

DOWAエコシステムは、金属製錬業で培った選鉱・製錬技術を基に、金・銀などの多種類の金属をリサイクルできる高度な技術を保有する施設を運営している。現在、この技術を基に22種類の元素がリサイクル可能。回収された金属資源は、製錬・製精されアクセサリー・電子基板・フィルム・電線などに再製品化される。また、廃棄物処理に関しても技術立証・許認可取得の難しいダイオキシン類含有物、水銀含有物の許可を有し、ほぼ全ての種類の廃棄物の処理が可能である。

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