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埼玉県民、ゴミの排出量を3年連続で減少させる 2014年のリサイクル率は24.6%

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埼玉県民、ゴミの排出量を3年連続で減少させる 2014年のリサイクル率は24.6%

埼玉県は、県内の2014年度の一般廃棄物(ごみ)の排出および処理状況等について、調査結果を取りまとめ公表した。

埼玉県の2014年度の人口は、前年度比0.2%増の730万人。本調査によると、2014年度のごみの総排出量は、前年度に比べて0.9%減の239万2千トンとなり、3年連続で減少した。近年はほぼ横ばいの傾向となっている。

また、県民1人1日当たりのごみ排出量は、前年度に比べ1.2%減の897グラムとなり、9年連続で減少した。

1人1日当たりのごみ排出量の推移

1人1日当たりのごみ排出量の推移

ごみの処理状況についてみると、リサイクル量は58万9千トンで、前年度に比べて2.1%減少した。リサイクル率も前年度に比べて0.3ポイント減の24.6%。

リサイクル量及びリサイクル率の推移

リサイクル量及びリサイクル率の推移

また、最終処分量は12万4千トンで、前年度に比べて5.4%減少した。県民1人1日当たりの最終処分量も、前年度に比べて5.6%減の47グラムとなっている。

この調査は、環境省の「一般廃棄物処理事業実態調査(平成26年度実績)」に基づき収集したデータを取りまとめたものである。その他、施設整備状況について以下のとおり、まとめている。

施設整備状況

(1)ごみ焼却施設の状況

2014年度にさいたま市桜環境センターが新設され、2015年4月1日から稼働を開始した。県内市町村の稼動施設数は48カ所(処理能力9,656トン/日)で、発電施設を有する施設は14施設(発電能力8.0万kW)である。

(2)最終処分場の状況

2014年度に新設された最終処分場はない。最終処分量は12.4万トン/年で、うち県内処分量6.1万トン/年。最終処分場の残余容量(平成26年度末)は212万立米(うち県環境整備センター123万立米)。この残余容量は、約25年分の最終処分量に相当する。

(3)廃棄物処理事業経費の状況

年間の県民1人当たりのごみ処理費用は1万5,961円で、前年度(1万4,083円)に比べて13.3%増加した。この主な理由として、さいたま市桜環境センター整備事業の最終年に当たり、建設改良費が大幅に増加したことをあげる。

ごみ処理事業経費は前年度(1,026億円)比で13.6%増の1,166億円。うち主な費用は、処理・維持管理費825億円(前年度比で4.1%増)、建設改良費299億円(前年度比82.2%増)となっている。

3R取組みの県内ベスト5

リデュース(廃棄物の発生抑制)やリサイクル(使用済み製品等の原材料としての再利用)などに関して、県内で上位の市町村名を公表した。

リデュース(1人1日当たりのごみ排出量)トップの市は、富士見市で752グラム/人・日で、町村では東秩父村で643グラム/人・日。リサイクル(リサイクル率)トップの市は加須市で38.9%、町村では宮代町で42.3%。なお、日高市(リサイクル率98.6%)については、可燃ごみのほぼ全量を直接セメント資源化しているため、リサイクル率のランキングに含めていない。

エネルギー回収(ごみ焼却量当たりの発電電力量)トップは、東埼玉資源環境組合(第一工場)で527kWh/トンで、続いて、さいたま市桜環境センター(446kWh/トン)、川口市朝日環境センター(424kWh/トン)となっている。

埼玉県は、県内の最終処分場の残余容量には限りがあり、また、限りある資源を有効利用し、地球への環境負荷を減らすためにも、さらなるごみの減量化や再資源化を推進していく必要があると訴える。ごみの分別をしっかり行うとともに、食品ロスを減らし、マイバッグやマイボトルを利用するなど、できるだけごみを出さないライフスタイルを心がけるよう呼びかけている。

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